PSP「Enkeltbillet」PSP「Enkeltbillet(エンケルトビレット)」の
増島健治ルートの攻略・感想・ネタバレです!
増島健治ルート

37歳の美鳥たちの旅行のツアーコンダクター。
温厚で人当たりのいい優しい性格。美鳥のトラブルに付き合う流れで
一緒に行動することになる。裏の顔があり、ただのツアコンではない。
ジムやジュディからは「ヤス」と呼ばれている。

恵・クリス・高階ルートクリア後にルート開放されます。

ここまでで、増島が上林という名前で裏の仕事をしていることや、
高階やジム、ジュディ、村川などと裏で繋がっていることは分かっていますね。
他には、増島が風邪をひいた時、美鳥が心配してあげるシーンが
追加されたりしています。

10年以上使っている探偵調査員の話で、90歳近いおばあさんから
上林一ノ助と会ったことがあるという情報が。ただ、祖父は昔から
寝たきりで外に出たことがない設定だとか。
本物の上林一之助と今の祖父がどこかですり替わったと?!
おばあさんが会った人物がどちらかも不明だけれど、写真を入手したと。
探偵がアップロードという言葉を使っていますが、ネットではなく、
ツアー客を使って増島に写真を渡す方法でした。面白いなぁ。

ジムとの会話で、高階が新しい会社のために増島を欲しがっていることが
分かりますが、ジムは増島が欲しいのではなく、増島に上林としての仕事を
辞めさせるのが目的だと。それは、高階やジムのためだとか。
ただ、増島は辞める気はないようですが。

増島は仕事以外に興味が持てない性質のようで、仕事が終われば
忘れてしまうとか。最初は高階との出会いも忘れていたと。
そして、頭の中の9割方が仕事のことだとも。
両親が死んだことや中学で祖母にも死なれ、祖父に育てられたこと、
しかし、他人だと分かり、その時から変わったこと、自分を育てる理由を
教えてもらえず、調べることにしたこと、などを美鳥に放してくれます。
後でジムが、美鳥と一緒にいるのは、気紛れのような不確定要素を
求めているからだと指摘。

高階との会話で、上林の仕事では、暗示をかけることが判明。

今度は美鳥が風邪でダウンしてしまい、増島がジムに頼んで医者を手配。
その間に、美鳥のためにスーツケースを買いに行ったり、偶然出会った
アレックスから、スーツケースを処分したのが自分だと聞かされたりして、
こんな偶然もあるものなんだと知ることに。
病気の美鳥に、自分の子供の頃の話を聞かせています。
小学生の頃、増島は修学旅行を風邪で休んだのですが、
バスが事故に遭って、休んでよかったと思っていたら、
全て祖父が仕組んだことだったと聞かされます。
バスの運転手が疲れるように依頼を増やして事故る確率を上げたり、
増島が風邪をひくように、薄着やうがいなどを忘れたり、みたいな。
どちらも確率の問題だけど、ある程度は操作できるというわけか~。
こうやって、増島に上林の仕事を仕込んでいたんですね。

風邪が治った美鳥の提案で、行きたい場所のクジを引くと、
偶然にもハズレを引いてしまう増島。
出かけた時に、お見合いの話を持ち出して、付き合いませんか、と!
お見合いでは好きになっていなくても、付き合い出すことがあるから
という前フリのようです。増島も自分を変える時期だと気付き、
何かしてみようと思ったようです。
結局、美鳥にとってはフレンド登録みたいなものだという結論に。

デート中には、例え話として、ずっと親だと思っていた人たちに
突然他人だと言われたら、本当の両親を探すだろうこと、調べていくと
その人たちが本当の両親を殺していたことを知り、完全に心の中では
他人となると同時に、いろんな指図をされますが、1人では生きられないので
恨みながら生活するけれど、時間とともに恨みが消え、他人だと思っていた
人たちが本当の親だと知ったと。それはゲームのように弄ばれていたと。
そこで、20年暮らしてきたその人たちを捨てて1人で生きるか、
今まで通り暮らすかを美鳥に問います。1人で生きると決めた後は
2度とその人たちには会えないというのが前提です。
この話の後、1人で生きるを選択するわけです。

お別れパーティーのためにドラルに行った時、増島からキスをされ、
後で、女子3人と大人組がそれぞれ盛り上がる流れに。(笑)
増島が美鳥にいいところがあったから付き合っているわけではないと
酷いことを口にすると、意外にもというか、予想通りというか、
唯一の既婚者である桑名が激怒。桑名は結婚するのに相手の親を説得するのに
1年もかかったという苦労があったらしいです。

帰国当日、ニチオ会長と増島の祖父が逆転劇を見せたため、
高階や増島側が慌ただしくなってしまいます。このあたりの詳細は
高階ルートと同じですが、祖父との会話で新事実が判明。
会長の依頼が面白くないのに受けたのは、増島が最初に受けた時に
報酬は資産の半分ということで、会長は二重の保険をかけていたわけです。
今回の仕事を最後にするという祖父と勝負することに。
増島の本名を知っていると告白されますが、知ろうともせず、
今日限りで上林の名を捨て、増島として生きていくと宣言。
そして、探偵に上林の名前の削除を依頼。

空港では、上林の名前を捨てたこと、TJCを近々辞めることを美鳥に報告。
お付き合いはこのまま続くことに。

帰国すると、TJCのメンバーがニチオにヘッドハンティングにあったと
部下が報告。評判の悪い旅行会社を育てて利用する模様。

卒業式を終え、増島がお土産に指輪をくれますが、結婚するつもりはないけど
本格的なお付き合いを続けるという意思の表れらしいです。
マンションを用意し、1年後に両親の承諾を得て、美鳥が通えるように
お膳立てをしてくれます。この頃にはニチオの秘書課課長のポストに
上手いこと入り込んでいます。
両親には、美鳥はまだ若いから、結婚は考えていないと。
これって、親としてはどうなんだろう。遊ばれているとしか思えない…。(笑)

結婚できない理由は3年後に分かります。自分の戸籍は買ったものだから、
戸籍上の両親や親せきというのがいるけど、会ったことはなく、
増島健治という名前の人物は存在せず、戸籍を赤後のように育てる
仕事みたいな感じらしいです。
美鳥の身内を騙すことになるから、結婚をしたくてもできないと。
確かに、ずっと嘘をつくことになるよなぁ。でも、それを乗り越えて
結婚して欲しいという気もするかな。美鳥の籍に入っちゃえ、みたいな。
まあ、愛があるからいいけど。

翌日、サントニアに旅行へ。そろそろ、ニチオ元会長(元社長)を
追い落とす作戦も整ってきたとのこと。美鳥が内緒で、レストランを
予約していたら、そこは増島が資産整理をした時に買った店で、
この日だけ貸し切りにしていたことが判明。
ここで、美鳥からもう一つのサプライズとして、お揃いの指輪をプレゼント。

後日談

旅行の帰り、祖父からの電話で完敗したと。祖父の命が短いらしく、
もう連絡はないと。本当に寝たきり老人だったのかな。
美鳥が結婚できなくても、家族のことを知って欲しいから、
もう会って欲しいということで、名前を変えた経緯を説明することに。
理解ある両親で、結婚のことはみんなで考えよう、まずは一緒に
暮らしてみないか、という流れに。妹がアメリカに留学中なので、
4人暮らしということに。意外な展開がきた!(笑)

他ルートで明かされる追加シナリオ(日付順は違うかも)

前のツアー直後のピーターとの電話で、修平から連絡をもらったこと、
空港で荷物を忘れて、舞踏会で回収するという依頼をピーターが受けたこと
などが分かります。

応援に駆けつけた添乗員の部下との会話。TJCの体質が古いから
一人辞めた男がいるとか。
その後、ジムが現れ、上林として対応。ジムの部屋の絵に盗聴器が
仕掛けられていることに気付いたという話に。増島の知る人物なら
祖父なのかな。ジムの高階への言動は増島の入れ知恵かぁ。

ニチオ会長との待ち合わせでの会話。会長は高階が目立つことが
気に入らないようです。経営を悪化させて修平に押し付けたくせに
回復したらお役御免にするつもりだったのかなぁ。
そこに増島が呼んだジュディが登場。スーツケースの件は、
増島がジュディに依頼、それを会長が買い取ったという流れです。
ジュディはこういう裏の仕事もやってるんですね。あくまでも
お金のためらしいけど。

祖父との会話。バルティカ・ヨーロッパの部屋がないミスは
増島のものの予定だったと。実際にはミスのミスで、他の部屋の苦情で
増島の部屋があてがわれるからいいかと思ったらしい。でも実際には
美鳥の部屋がなくなってしまったわけです。
その後、ニチオ会長との電話で、増島の荷物(赤いスーツケース)を
預かっているとほのめかされ、呼び出されます。高階の依頼を
聞き出したい感じかな。

ホテルのバーでの美鳥との会話。増島がカクテルを作ってくれたり、
悩みを聞いてくれたり、恋愛経験が豊富そうだと美鳥が言ったのに
増島が面白いと思ったり。

ジムの会社での上林としての会話。上林の目的はルミア買収の手伝いと
もう一つは内緒だと。ジムは上林の思考が読めないところが楽しいと。
上林としてのミッションに失敗がないこと、依頼は窓口(祖父)が
決めるから、全てが受けてもらえるわけではないこと、
高階から上林のことを聞いて興味を持ったこと、会長の依頼に
高階というギフトを付けたこと、今回のギフトが気になること、など。

桑名がリュースで美鳥と遭遇し、高階と桑名がニチオのお偉いさん
だと知って、内定を取り消されることを恐れて、就職のことは言えず。
その直後、増島が登場。桑名は高階から増島=上林か調べろと
言われた直後だったので、すぐに判明。やっぱり、高階たちが
ここに泊まるように仕組んだのは上林だった!

上林が高階の部屋へ。上林は失敗しないから、依頼を受けてもらったら
上林に期待するのはそれ以外の結果であること、自分は楽しむために
仕事をしていることを本人の口から聞けます。

自室で村川と電話。村川の手配も上林の仕業でしたね。
その後、美鳥がやってきて、就職先が知られます。
増島も最初の仕事は我慢の連続だったけど、楽しむようにしたら、
面白くなってきたらしい。でも途中で美鳥が眠ってしまい、その後は独り言。
偶然は存在しない、全てに理由がある、理由を作るのも楽しみの一つだと。
ただ、美鳥のことだけは予期してなかったそうな。
ピーターと美鳥のスーツケースを間違ったことや増島の誘導なく、
美鳥がリュースに到着したこと、など。
美鳥がニチオ系列会社に内定していたのも偶然なのかも。

風邪が治った頃のレストランでのジムとの会話。
増島が舞踏会に参加するのは、ジムが参加するからだと。
そんな中、美鳥からのメールで思わず微笑む増島を見て
彼に特定の女性がいるのに驚くジム。
最後に、秘密の件で遠回りに増島に釘を刺すと、増島の方は
まだはっきりと掴めていないことが判明。

外のバーで増島・高階・ジムの会話で、提携の発表の打ち合わせ。
さらに、ジムが上林祖父に依頼して、何か仕掛けている模様。
高階もジムは自分の会社ではないから執着がないところが共通点です。
飲み比べて酔いつぶれて上林に運ばれるのも似た者同士。(笑)

舞踏会後の祖父との会話。ジムの依頼を引き受けた理由を聞くと、
高階と同じ理由だったから、と。両親が死んだのは祖父の受けた依頼のせいで、
恨まれているのは知っていて、増島の両親の名前は祖父も知らず、
出生届が出される前に死んだこと、増島の本名をジムと高階が探すと
言っているのは本当の偶然だということ、など。

※増島の1枚目のスチルは、1日目「出国前の心支度」で入手できます。
 (美鳥が出国する前のシーンで、増島ルート解放後に出現するのかも)

増島ルート終了!
高階ルートの方で仕事内容の方はネタバレしてしまいましたが、
増島自身のことがここで分かって面白かったです。
できれば、祖父の家でご対面っていうシーンが見たかったなぁ。
何だかんだで、実はいい人そうだったし。

ボイス担当は保村真さんで、ニュートラルな優しい青年系。

乙女ゲーム「エンケルトビレット」増島健治

乙女ゲーム「エンケルトビレット」増島健治

乙女ゲーム「エンケルトビレット」増島健治