PSP「あさき、ゆめみし」PSP「あさき、ゆめみし」の
東雲霖ルートの攻略・感想・ネタバレです!
東雲霖ルート

退魔師たちの仕事の斡旋などをしている情報屋。
軽口でみんなに絡んでうざがられている。
みんなの呼び方は、姫さん、ご当主、ぎおたん、愁ちゃん、トラくん、
くぅたん、やっちー。自分のことは霖たんと言う。

終盤までの大筋は薙羽哉ルートと同じ。

その間で分かることは、郷の骨董屋に知り合いの遺品整理に来ていること、
霖の考えでは、刀の打ち合う音は風を操れる者がわざと知らせている
のではないかということ(風鬼の仕業?)、鎮守の森で雨に打たれて
ぼーっとしていたこと、家事が得意、愁一郎が17歳の時に霖と出会い、
今も見た目が変わっていないこと、度の強い眼鏡は視たくないものを
視えなくするらしいこと、など。

沙耶が楽しい以上の感情を霖に持つのは困ると軽く拒絶されています。
その翌日の夜、アヤと話す霖を目撃。何ーーーっ?!兄様だと?
アヤが霖を兄様、霖がアヤを妹ちゃんと呼びましたよ。
霖はアヤに他に結界を張った郷を作って太夫と暮らすことを勧めていますが、
太夫はそれを望んでいないし、兄様のようには暮らせないと。
アヤはイザナギとイザナミの子供であるようなことを言っていましたが、
禍津日神がアヤの元ネタかなと予想。(ラストでアヤが自分で告白してたので
これは正解でした!)でも、霖は分かんないなぁ。
そして、それを沙耶に見られたため、記憶を消してしまいます。
というより、夢で片付けられるように仕向けたという感じですが。
ちなみに、霖はお祓い?もできる模様。

愁一郎によると、霖はふざけた性格は表面上のもので、本当は冷たく、
自分にも周りにも興味がないらしい。
その話を聞いた後、アヤと霖の密会現場がどうしても頭から離れなく、
同じ場所に行ってみると、再び、密会を目撃。
アヤは役目という枷に捕らわれていて、霖は役目はなく、向こうへは
行けないから、独りでこちらをさ迷うしかない、と。
沙耶が妖寄りの人間だから霖の術も効果がないらしいので、
霖がアヤに協力しない限りは誰にも言わないことに。

霖との出会いは5歳の時、10年も姿が変わらない霖の正体は
役目を持たずに生まれた不完全なものとして捨てられたカミサマ。
ちなみに、虚空は童子だから成長しないんだとか。
その話を聞いた時に、沙耶が霖を好きだと告白。
沙耶は好きだけど、寿命が違うから、置いて行かれるのが嫌なこと、
愁一郎が追う千方を手に入れるのが目的であると。

翌日、ちゃんと物語として話してくれます。
1500年前の千方が鬼に与した理由です。これは多ルートで語られているので
大幅は割愛しますが、追加内容があります。千方の夫と娘を人質として
和議の死者に向かわせ、千方が応じたところで、騙し討ちに遭って
千方はなぜか娘とともに夫に首を取られたと。
霖は千方が退魔の者の頃から死の間際まで側にいて、鬼と退魔の者は
異能の者という共通点があるのに、角があるというだけで、
鬼が迫害されることが疑問だったということです。
この話を聞いて、霖を手伝うと決意する沙耶。

霖は千方が好きだったけれど、今は恋愛感情はないとのこと。
霖という名前は千方がつけたもので、長雨のようにうっとおしいという
意味が込められているとか。和議の時も雨で、だから雨を見ると
いろいろ思い出してしまうらしい。
話の流れで、子供や孫がいれば寂しくないということで、
2人で子供を作ろうと沙耶が言ったため、驚きつつも喜びで取り乱す霖。
完全に、その気になってくれちゃいました。(笑)
そして、郷を守るために動いてくれることに。

外泊した翌日、壱人が千方を蘇らせたことを知ります。
そして、愁一郎の裏の意向で、薙羽哉が沙耶と祇王との契約を切ると言い出し、
郷から出ることになりますが、祇王の一言で戻る決意をして、
そのまま戻っても追い出されるだけだから、霖のところに居候することに。

夜、千方を探しに向かうと、三鬼が壱人・千方と対峙しているところに遭遇。
千方は壱人の使役鬼となっていて、あっさり三鬼を殺してしまいます…。
千方にはもう1人鬼がいたと壱人が言っているので、やっぱり、隠形鬼は
霖のことだったんですね。千方に隠形の術を習っていましたし。
ただ、本当に鬼だったわけじゃないけど。
壱人と霖だと霖の方が上だけど、千方には情があるから、油断もあり、
霖が千方に斬られてしまいます。千方は霖と一緒なら祓われると言いますが、
沙耶は霖を渡したくなくて、すごい能力が勝手に発動。
千方も壱人も消滅し、沙耶は自分が死ぬ覚悟で首を斬って、血を霖に。

目が覚めると自分の部屋で、愁一郎と虚空が助けてくれたこと、
水鬼が持っていた利光の太刀と壱人が持っていたそはやの太刀が
落ちていたことから、壱人も祓われただろうことが分かります。
その後、霖と沙耶が両想いだとみんなにバレます。まあ、もっぱら
霖がバカップルぶりを発揮しているだけですが。

一方、郷で人や妖が行方不明になる事件が発生。後で分かりますが、
壱人がいなくなったことで消滅しそうになるのを抑えるために
千方が食べていたとのこと。(赤文字は千方の心境)

東雲という苗字は、郷の骨董屋の親父がくれたものだと判明。

カガチが何かから逃げ出してきたところに遭遇し、祓ったと思った
千方が登場。千方は和議の場に霖がいなかったことを責めています。
不仲でも夫との話し合いの場だから遠慮しただけなのですが。
その夫は、千方の首を斬り、死ぬ間際に娘の首を斬るのを見せつけ、
強い恨みを抱かせ、退魔の者に呪詛をかけられ、妖にされたと。
あ、ミクも千方に食われてしまったのか~。
この後、霖と後から来た愁一郎と千方の戦いへ。沙耶はカガチを連れて避難。
今回はカガチが仲間になるような展開になってきましたよ!
口は悪いけど、こっち側にも口が悪いキャラがいるから、楽しいなぁ。(笑)
ちなみに、カガチは人を食べたりしないんだとか。意外といい妖なのね。

一方、太夫とアヤの出会いのシーンへ。禍を振りまくという運命に厭いたと
嘆くアヤに、夜に生きるものすべてが敵だという太夫が現れます。
太夫って、本当にただの人のようです。アヤもまた、人に恋するカミサマか。
太夫は妖に家族を殺され、生き残ったのは自分と妹だけ。
敵の妖を探し出したけれど、人間を盾に牽制してきて、人質を助けるために
妖を見逃したけれど、すでに心が壊れた人質だったため、人質の人間に
妹を殺されてしまうという悲劇が。その人間は心が壊れたから退魔の者に
許せと言われ、殺すことができず、組織を離反したということでした。
裏事情を聞くと、どの敵キャラにも情がわいてきちゃいますね~。
その大夫に惹かれて、黄泉路を開いて死の穢れを解き放とうと提案するアヤ。
彼女は禍津日神の一つなんだとか。

そういえば、カガチの方もなぜか太夫を慕っていますよね。
女の子だと思っていましたが、攻略ルートがあるということは
実は男のなのかな?

安綱と霖との会話で、以前からお互いの正体を知っていることが判明。
まあ、何となく分かってはいましたが。霖が変われたから、安綱もと
霖が説得しますが、安綱はナオの血筋と彼女の眠る場所にいられるだけで
十分なんだとか。

そして、千方戦へ。最初はアヤが千方と戦っています。
なぜなら、太夫が千方に殺されたから。
千方には霖以外は食料にしか見えていないようです。
ということで、千方の相手は霖がすることに。
すると、殺したはずの三鬼を傀儡として呼び出して戦わせる千方。
あんなに慕ってくれた鬼たちが分からなくなる展開がくるなんて…。(泣)
鬼たちは愁一郎と薙羽哉が倒します。
結局、最期に正気に戻った千方と霖が話し、千方が祓われ、
太夫が死んで泣くアヤを沙耶が祓う流れに。
アヤは太夫の復讐を止めるつもりだったんですね。
最後は沙耶と薙羽哉が直陽の力で結界を張って終了。

「ひかりさすばしょ」エンドは、沙耶たちは街に戻りますが、
薙羽哉とはメル友に、カガチは薙羽哉の家に居候、
高虎とは学校で時々お昼を食べ、愁一郎とは昔の関係(兄妹)に、
祇王は独り立ち宣言をして修行中。
霖はというと、愁一郎に沙耶をもらいに挨拶に行くために
スーツを着ようとしているところ。

「あさき、ゆめみし」エンドは、2周目(セーブからでOK)で発生。
沙耶と霖との子供であるちい姫が生まれて幸せを感じている霖。
娘は1~2歳くらい?で、霖に抱っこされ、側には沙耶がいます。
タイトルと同じだから、これが全キャラのベストエンドみたいなものかな。

クリア後のおまけストーリーは、2人で月を見る夢。
月が綺麗という沙耶に、月に住まう者は寂しがり屋だから
連れていかれるからダメと。

霖ルート終了!
彼の正体にビックリしました~。まさかのカミサマだったとは。
しかもアヤのお兄ちゃんって。ただ、このキャラ設定なのかな。
一応、隠形鬼という立ち位置も兼ねていましたし、
なかなか面白い設定でした。
そして、今回はカガチが何となく流れで仲間になりましたね。
口は悪いけど、太夫に一途な性格が好きなんだよなぁ。
でも、太夫にはアヤが…。まあ、カガチにとっては恋愛対象ではない
ような気もしますが。(笑)

ボイス担当は小西克幸さんで、高めのおちゃらけ系。
こんなにふざけたキャラもできるんですね~。楽しすぎました。(笑)

乙女ゲーム「あさき、ゆめみし」東雲霖と千方

乙女ゲーム「あさき、ゆめみし」東雲霖と伊織愁一郎

乙女ゲーム「あさき、ゆめみし」東雲霖