PSP「あさき、ゆめみし」PSP「あさき、ゆめみし」の
伊織愁一郎ルートの攻略・感想・ネタバレです!
伊織愁一郎ルート

29歳で、沙耶の血の繋がらない従兄妹。(愁一郎の叔母の養女が沙耶)
沙耶が伊織家で唯一心を開いているお兄さん的存在。
伊織家に仕える護法童子の虚空を従えている。
武器は剣で焔の術も使う。

終盤までの大筋は薙羽哉ルートと同じ。

その間で分かることは、5歳で伊織家に引き取られた沙耶にとっては
唯一、心を許せる家族であること、2年前に虚空と伊織家から姿を消したこと、
沙耶を溺愛していること、霖を変態呼ばわりしていること、
戻ってきてからは、沙耶の前でだけ煙草を吸わないと決めていること
(実際には癖で吸っているけど)、お互いを好きなのに本心を
言えないでいること、高虎には壱人を討たせるつもりであること、
ピーマンといちごが苦手で、動物のもの映画に号泣するタイプであること、
祥雲という親友がいること、お酒に弱いこと、沙耶が伊織の家に嫁ぐために
引き取られたことを知って、守ろうと決意したこと、
沙耶は子供の頃、愁一郎のお嫁さんになると言っていたこと、
暁がくれた沙耶の入学式の画像を携帯に保存していること、
動物に赤ちゃん言葉で話しかける癖があること、小さい頃、
沙耶の血2~3滴で妖が襲ってきたのを守るために大怪我をしたこと、
虚空が沙耶に身を守る符を教えたこと、など。

自分のせいで愁一郎が怪我をして寝ている時、昔みたいに布団に
潜り込む沙耶がちょっと可愛いです。すぐに愁一郎も目が覚め、
無意識で撫でまわして照れてるところも。(笑)
酒宴の後の愁一郎と霖の会話で、沙耶が結婚させられるために
引き取られたというのは衝撃的ですね。

ようやく、愁一郎から真実を聞くことに。
(沙耶が知っていることも含まれています)
2年前に出て行った後、暁の命で全国各地の妖を斬っていたこと、
虚空とはいつも一緒だったわけではないこと、伸び放題で縛っていた髪を
東雲に似てると言われ、郷に来る直前に切ったこと、
梓と沙耶の祖母が知り合いだったこと、沙耶の血は妖だけでなく
人にとっても特別で、沙耶の血と同じく、人の血しか流れていない伊織は
純血思想の家で、純潔同士を掛け合わせてより強い血を作ろうとしていること、
愁一郎の父親と妻の梓は愛し合っているけれど、梓の病のために子供が産めず、
父親が外で何人も子供を作り、退魔の才能を持つ愁一郎が本家に
引き取られたこと(沙耶が引き取られる1年前)、伊織の家を継いで、
沙耶を自由にする覚悟をしていたこと、多くの命を奪ってきた自分には
沙耶を幸せにできないと思っていること、など。

後で、壱人に鼻を舐められたことを聞いた愁一郎が家系にすると
黒い笑顔を見せるシーンが笑えました。キャラ絵からはもっとクールな
キャラをイメージしていたけど、しゃべると意外と軽いというか
いじられるというか、面白いキャラなんだよなぁ。

ある夜、髪に触れたり、唇に近いところにキスしてお休みを言ったりした後、
祇王から2年間の沙耶のことを聞く愁一郎。心を持っていかれたり、
泣きそうになったり、高校生になって退魔師の仕事を始めてから、
自立したいと言い出し、霖や友人の家で過ごすことが多くなったと。
その後の愁一郎の心の声で、沙耶が子供を産んだら、紫紋へ返し、
いつも通り、供物とされればいいという思惑だったことが判明。
最初はその反抗心から、沙耶を側に置いていたけど、だんだん可愛く
なってしまったということのようです。

愁一郎が部屋でごろごろして寝ようとする時に側にいて欲しいと言われ、
眠った愁一郎に、泣きながら愁が好きだと口にする沙耶。
すぐに外に出てしまいますが、愁一郎は気付いていた…。
後で、沙耶は祇王と愁一郎が好きだということを話していて、
背中を押される形で、愁一郎に告白する決意を。
それを伝えると、自分も沙耶が好きだということで両想いに。
その後、他の人たちにからかわれまくるシーンが楽しいなぁ。

仕事が終わったら、一緒に暮らそうと言われ、嬉し泣きする沙耶。
虚空は上の階に自分の部屋があるんだとか。

愁一郎が追っているのが、宇治に封じられている妖であること、
(他には、大獄丸という鬼の大首、白面金毛九尾の狐の亡骸、
酒呑童子という鬼の首などがあるとか)
壱人が利光の封地から盗み出したのが紫紋の退魔師&巫女で、
鬼に与して叛乱を起こした千方で、呪詛により妖と化したこと、
この郷で黄泉路の扉を開いた妖を薙羽哉の遠い先祖が封じたこと、
結界が壊れても並みの術者では直陽の封じを破れないけど、
直陽の千方なら可能であること、が分かります。

伊織家は護法を持って魔から人を護る家だけど、
剣を持って魔を滅することができる愁一郎は異色であること、
沙耶と出会って、守ることを知ってから、変わったことを
霖から聞くことができます。

壱人が現れたことを感じ、愁一郎と沙耶が向かうと、途中で
三鬼兄妹が現れて、愁一郎が倒す流れに。
そして、最後に倒された風鬼に、因果を斬り解くと約束。
境内では壱人と千方、高虎たちが睨み合い中、ミクは壱人を
庇ってすでに死亡。
千方は蘇らせたのは壱人には逆らえないため、目的を達するために
そのまま逃亡してしまいます。三鬼は千方の使役する鬼でした!
彼女を守ろうとしていたんですね。
権力交代で退魔の者を疑問視しては潰そうとする者が現れる度に
千方は蘇らされて力を使わされ、恐れさせて、その後に祓う、を
紫紋は繰り返していたと。

一方、逃げた壱人が出迎えたカガチをサクッと殺し、現れたアヤが
カガチが死んでいるのを見て動揺。これは壱人でなくても意外だなぁ。
今度は太夫が現れ、壱人が攻撃。

愁一郎は薙羽哉の了解を得て、一度結界を壊して、その間は沙耶が
結界を張るという作戦を遂行することに。
その話をしている間に、沙耶がアヤが誘い出す声を聞いて名無し神社へ。
アヤは太夫のために沙耶を自分の中に取り込もうとしているようです。
そこに愁一郎がかけつけ、さらに太夫も登場。
アヤが沙耶を狙って気絶させ、逃亡しますが、太夫は愁一郎にやられ、
アヤと言葉を交わした後に死亡。この2人は愛し合っていたのかなぁ。
寂しさを埋めてくれる相手だったとも取れるかも。
その後、アヤは太夫を取り込んで、原初の妖の姿に。

黄泉から亡者が現れたため、結界を壊して、沙耶の力で郷を守り、
その間に、愁一郎・虚空・薙羽哉・高虎が黄泉路への扉へ向かいます。
途中で、千方の骨を見つけ、愁一郎が浄化。
その先は、愁一郎と虚空で進みますが、ここで虚空のことが語られています。
歴代の主は虚空が台頭に話すのを嫌ったけれど、愁一郎は虚空の意思を
尊重してくれた特別な存在だったと。
そして、禍神の姿のアヤと戦い、消滅させることで浄化し、
愁一郎は無事にアヤのところに戻ってきます。
ちなみに、太夫の正体は、家族を殺されて復讐で道を踏み外した
紫紋の退魔師なのでした。

「おかえり」エンドは、伊織の家に着物姿で行ってきて、
部屋に戻ってきた2人。愁一郎の膝に抱っこされて甘々~。
愁一郎の義理の母親の梓に沙耶が早く3人になって欲しいと言われたけど、
自分の親と向き合えていないし、今は2人がいいと愁一郎。

「白く降り注ぐ」エンドは、禍神との戦いで愁一郎と虚空が
自分たちが死ぬことで郷を守る結末に。
雪が降る中、ぼーっと立っている小夜を気遣う祇王。
お腹に子供がいると?!いつの間に…。(笑)
食事もあまり摂らず、痩せていく中、愁一郎を待ち続けるのでした。

クリア後のおまけストーリーは、愁一郎の部屋で待つ夢。
酔って帰ってきた愁一郎に、進路の話をして、第一志望を
お嫁さんにしています。

愁一郎ルート終了!
育てているうちに好きになるという横道な展開でした。
自分では沙耶を幸せにできないと言っていますが、
沙耶自身も運命の子なので、それはちょっと思い込みすぎだったかな。
それにしても、愁一郎のイメージが今一つ固まらなかったなぁ。(笑)
クールなのが一番しっくりくるけど、いじられて動揺したり、
割と軽い会話があったりと、今どきの若者っぽい雰囲気もあったし。

ボイス担当は竹本英史さんで、少し低めに抑えた感じの大人系。
今までにこのタイプは聴いたことがなくて、最初は竹本さんだと
分からなかったなぁ。少し高いボイスだと分かるのですが。
でも、これはこれでカッコいいです!

乙女ゲーム「あさき、ゆめみし」虚空と愁一郎と祇王

乙女ゲーム「あさき、ゆめみし」伊織愁一郎

乙女ゲーム「あさき、ゆめみし」伊織愁一郎

乙女ゲーム「あさき、ゆめみし」伊織愁一郎と祇王と沙耶