PSP「あさき、ゆめみし」PSP「あさき、ゆめみし」の
八重垣薙羽哉ルートの攻略・感想・ネタバレです!
八重垣薙羽哉ルート

18歳で、伊那砂郷の郷長をやるために高校を辞めて戻ってきている。
沙耶の依頼主。口は悪いけど割と優しい。
武器は太刀。

しょっぱなで、沙耶の過去と繋がりがあることがバレバレです。(笑)
霖を経由しての薙羽哉の依頼で、退魔師である沙耶と沙耶と
行動を共にしている祇王が郷にやってくるところから。
沙耶は10年以上前に秋一郎の家に引き取られたけれど、どこか馴染めず、
愁一郎にだけ懐いていたようで、3年前に、突然、秋一郎がいなくなって
しまったため、家にいづらくなり、自立するために高校に行きながら
退魔師としてお金を稼ぐことを決意した、という設定なのですが、
この後の郷でのところどころで楽しい会話を見る限り、
そんなに人見知りするタイプではないのが少し違和感がありますが、
多分、沙耶の血筋のせいなのかも。
祇王は沙耶と契約関係にあるわけではないけれど、なぜか沙耶と
一緒にいることを望んで行動しているようです。
能力的には祇王の方が上の模様。
ちなみに、高校は退魔師の仕事を承認していて、仕事をする時は
制服を着ることが決まりに。(他にも同じ仕事をする生徒がいます)

郷に向かう道中で、アヤという黒い蝶を纏う謎の女と遭遇。
アヤは沙耶を知っているけど、沙耶は知らず。
ここで刀を持った薙羽哉が現れ、最初のシーンに繋がります。
会ったことがないはずなのに、懐かしい感じ、みたいな。

郷では安綱が薙羽哉の身の回りの世話をしていて、料理も得意。
薙羽哉と仲がいいのは、カフェをやっている二又の猫の妖の
まだらとぶちで、後で分かりますが、薙羽哉が郷に戻った時、
一番最初に長として慕ってくれた恩があると。
伊那砂郷は1000人くらいで、7割が妖です。

郷の中で一番怪しいのが名無しの社で、最初に来た時は
沙耶の具合が悪くなったり、その後もトラブルの元はここに。
ここで「結界」という言葉が出てきますが、発音が違って
最初はちょっと違和感が。(笑)

薙羽哉との会話で分かることは、2人が過去に出会ったことがあると
感じていること、同じような夢を見ていること、など。

その間に、アヤと太夫という1対のようなカップル?が絡んで来たり、
アヤたちの仲間のカガチ、壱人、ミクが攻撃してきたり。
カガチは男の子のような口をきく女の子で、太夫を慕っているけど
アヤのことが気に入らない様子、祇王に負けたことでライバル心を
抱いているようで、ひょうひょうとした壱人は沙耶と同じ学校の後輩である
高虎と因縁があり、ミクは壱人好きの殺したがりやな少女。
壱人とミクは身体が他人のものらしいです。

雑魚戦の後、沙耶が怪我をしたのに部屋に戻った時には
傷が治っていたことを気持ち悪がられるのが嫌で沙耶が隠したため、
ちょっと薙羽哉が怒ってしまいますが、後で事情が分かって納得。
でも安綱は最初から知っていたようなんだよなぁ。怪しげ~。(笑)

カガチ戦から愁一郎と虚空が登場します。愁一郎は紫紋の退魔師で、
沙耶の血の繋がらない従兄妹、虚空は護法童子で祇王の師匠。
祇王は50年以上、虚空はかなり長い年月を生きているらしいけど、
2人とも見た目が子供っぽいです。
っていうか、護法童子って妖とはまた違う気がするのですが。
紫紋は、1500年前の陰陽寮から派生した退魔組織の一つで、
南北朝時代に紫紋と漣に別れたんだとか。
郷は基本的に退魔師は出入り禁止なのですが、強引に居座る流れに。
愁一郎が沙耶をおんぶしたり、優しく接するのを見て、
薙羽哉や祇王が少し嫉妬気味です。(笑)

虚空に名無しの神社の結界を一時的に貼り直してもらうあたりで、
壱人と戦う高虎と遭遇。後で分かりますが、壱人は中身は別人で
外の入れ物が高虎の兄で、取り戻すために追いかけてきたわけです。
沙耶と祇王が加勢に加わりますが、ミクの邪魔が入ったり、
壱人が沙耶の血のことを知っていて、鼻の頭を舐められたり。
鬼を狂わせる血(この場合は体液)味見をしたらしい。
やばい、壱人を早く攻略したい~!(笑)

高虎が壱人に呪毒やられて死にそうになった時、壱人側であるはずの
3鬼兄妹たちが助けてくれたり、沙耶の血を使って高虎を助けたり。
鬼たちには何か事情があるらしく、一時的に壱人たちについているだけで
本当は戦いたくないようです。しばらく後にも、助言してくれています。

ここで沙耶の一族の話に。
大和の国の頃、帝に献上する鏡を作る一族に美しい姫がいて
求婚者が殺到し、欲深な父母は一番裕福なものを新月の夜に
婿に迎えますが、男の正体は鬼で、目的は姫の命。
それ以降、鏡作りの家は鬼に魅入られた家として、
鬼に生贄を捧げる家になったと。これは生き残るためにとった
一族の手段みたいなもので、千年をかけて、血肉を妖が好むものに
作り変えたのですが、行き過ぎて、妖を呼び寄せる体質になり、
一族の数が減って、退魔組織の庇護下に置かれ、いざという時の
切り札として命を差し出すことになったんだとか。
沙耶の場合は、愁一郎の家に引き取られなければ、同じ運命だったと。

そして、高虎も愁一郎と同じく紫紋の退魔師と判明。
2人とも目的は壱人ということで、高虎の兄も退魔師だったかと。
壱人の年齢は200歳以上か~。最初は一族だけで追っていたけど、
50年前に紫紋に助けを求める流れになったらしいです。

今度は薙羽哉の生い立ちの話に。
薙羽哉が2~3際の頃にの父親が死んだ後、母親が再婚し、
5つの時に妹の奈都が生まれ、邪魔ものだった薙羽哉は父方の祖父の
家に預けられたけれど、母親が倒れ、後を継いで欲しいと言われ、
郷に戻ることになりますが、薙羽哉が戻ることで義父がいづらくなり、
薙羽哉が高校を辞めて郷に戻ると、安綱以外の使用人は義父が
暇を出してしまい、残りたがる妹を連れて自分も出てしまったと。
薙羽哉としては妹にいて欲しかったけれど、親と一緒の方がいいと
判断して止めなかったんだとか。

風鬼の助言で、沙耶と高虎がミク戦になりますが、
一方で、壱人と愁一郎が戦っています。
ここで、壱人がミクを助けに来て、高虎と戦う流れに。
ミクの攻撃で沙耶を庇った愁一郎が怪我をしますが、まだまだ強い。
薙羽哉と祇王たちも合流し、アヤやカガチたちまで現れます。
ここで、大切な人を守りたいという過去の思いと繋がった
薙羽哉と沙耶が無意識に能力を発揮し、敵を撃退。
愁一郎には沙耶に身体を見せたくない事情があるみたいですね。

薙羽哉と廊下で遭遇し、部屋に戻ったところで、抱きしめられたっ!
そして、二度とあの力を使わないと約束してくれ、と。
当たり前のはずの明日が沙耶にとっては困難だと知ってから、
ずっと怖かった、と無意識に愛の言葉?を口にしてます。
その後から、沙耶の部屋でお昼寝をすると居座ったり、
霖を加えた全員で飲み会をして、お酒の空気に酔った沙耶が
薙羽哉になれなれしく絡んだりして、以前よりもっと
仲良くなってるんですけど。

ある日、薙羽哉が白い蝶を出しながら、この力のことを
愁一郎に聞いています。多分、沙耶と同時に力を使ってから
使えるようになったのではないかと思われますが、今はネタバレしないのか~。
でも、愁一郎は知っていた…!

一方、沙耶も白い蝶を無意識に出すことができているのか、
夜、白い蝶に導かれ、名無しの社へ。
祇王が教えてくれた、白い蝶は使者を送るものだというのを思い出したところで
激痛が走り、過去シーンへ。
これまでの過去シーンで分かることは、2人が夫婦らしく、
男はサクヒコ、女はナオ、子供はヤエ、安綱を知っていること。
今回はアヤとサクとの関わり!
母親を守りたいなら、直陽(はるひ)=ナオを殺せ、と。
ナオの方も恨むなら自分をと、呪いの元凶に訴えて殺されている?
ここで薙羽哉が現れ、自分たちはサクやナオではないから、
諦めるなと抱きしめられます。
2人ともがサクとナオが死ぬ夢を何度も見ていて、安綱が何かを
隠していることに気付いていて、それを封印するための結界は
沙耶の血で張り直せると分かっていても、過去と同じ轍を踏まないと
決意している薙羽哉。今と昔が違うのは、今は仲間がいることだと。

部屋に戻った後、両想いのキスと同時に過去シーンへ。

紫紋の主座(の父親)の命でナオを育てることになった安綱。
彼の正体は童子斬りという刀(鬼)ということなので、妖の類なのかな。
ナオはすぐに死ぬと思われていたため、名前を付けられていなかった
ようなので、ナオという名前は自分でつけたものなのかも。
血筋は鏡作りの一族なので、自分の命と引き換えに妖を祓ったりするのが
役目で、紫紋の人々からは姫と呼ばれつつも、距離を置かれていて、
安綱だけが唯一の味方という状況。
ナオは18歳の時に森でサクヒコと出会って恋に落ちます。
何度か密会を重ねますが、安綱に知られて、同行される流れに。
一方、サクの方は母親の郷長が、アヤのせいで黄泉路の扉を開いてしまい、
それを止めるには直陽を殺せというアヤ。
紫紋はサクの母親を殺そうとしていて、サクは母親を助けるために
紫紋の人間のナオに近づいたと。でも、好きになってしまって、
殺せなくなりますが、ナオの寿命が1年だと知ります。
多分、ここで結ばれ、ナオのお腹に新しい命が宿ります。
母親を止めるために紫紋に下るサク。しかし、疑われて捕縛。
サクを助けるために、子供は諦めるから助けて欲しいとナオが懇願。
父親が初めて娘のために優しさを見せ、戦場に出なくていい、
子供を産んでいい、と言ってくれます。
子供を産んだ後、サクとナオが母親を止めに行くと、
アヤがサクをよく思っていないらしい退魔師の1人を操って?、
唯一、母親が開いた黄泉路の扉を封じられる血を持つサクを殺害。
ナオは自分の血で結界を張る決意をし、父親に別れを告げます。
そういえば、安綱が遠い地へ逃げるかと聞くシーンがあったなぁ。
ここで安綱がナオを愛していたことが分かりますが、
ナオはサクを愛しているし、人と刀ということで願いは叶わないのは
分かっていたのかも。
後で、2人が死んだことを知った安綱は、娘のヤエは自分が守ること、
封じに綻びが出た時のために、郷の目付として残ることを決意。
その末裔が薙羽哉というわけですね。

という夢を見た後、1人で郷を清めて回っていたら、心配した薙羽哉が
探しに来てくれます。2周目では、新選択肢が登場し、郷にいてくれたら、
という会話が発生します。

過去シーンの続き。郷長から黄泉路の扉を塞ぐ方法を聞き出そうと
拷問をしたり、身内を目の前で殺したりする首座と安綱たち。
郷長が生きているうちはある程度は抑えられるが、殺せば
血引きの岩が外れる、でも血族で代用できることを知り、郷長を殺害。
郷長は死んでも魂が呪詛を吐く状態に。

愁一郎と高虎の方は壱人を倒したことで、1つの目的は達成。

安綱が1000の民を沙耶の命で救えるならという話をしたため、
薙羽哉が怒り、沙耶に何かしたら殺すと。
薙羽哉は安綱がナオに忠誠を誓っていることを知っています。

安綱との会話で、まるでナオが話しているかのように説得する沙耶。
沙耶は薙羽哉との約束で、諦めないと決めたので、自分の血を捧げる
つもりはない、ナオとサクのような運命を廻らせない、と。
後は安綱の意思に任せると言った流れに。

薙羽哉と沙耶が名無し神社に向かうと、千方という女亡者と遭遇。
2人ともが直陽(薙羽哉が陽、沙耶が陰)だから対だということ、
直陽は元は神の力であること、2人なら女怪を祓い、封じられるだろうこと、
名無し神社で道が通じ、満月が登りきる2日後に力を失うからという忠告、
紫紋の退魔師に追われていたけれど、この郷が珍しくて、思わず隠れて
見ていたこと、など。
直陽の使い方を学ぶためという理由で、寿命を縮めることを覚悟の上で、
千方の運命の廻りを断ち切るために祓う流れに。
彼女はもとは直陽だった鬼遣いだったけれど、退魔の者を裏切って
鬼に与したため、永劫の罰として死んでも滅べない状態になったとのこと。
彼女を許して欲しいという願いを込めて、お祓いに成功。
そこに愁一郎と高虎が現れ、千方が祓われたことを知り、
自分もそのつもりだったと愁一郎。紫紋の偉い奴らしい暁に報告。
会話内容から、同い年か年下くらいの青年らしく、丁寧なのに辛辣な
セリフの中に仲の良さを感じさせています。
ちなみに、愁一郎と高虎は黄泉路の扉から出てきた亡者たち?を
陰で祓う役目を買って出てくれています。

安綱と霖の関係が少し不思議なんだよなぁ。
明らかに霖は安綱や沙耶のことをよく知っているみたいだし、
この郷とも昔から関係がある様子だし。
そして、アヤと太夫の関係もなんか不思議。
ずっと1人だったアヤの前に、太夫が現れ、サポートしている感じ?
太夫はカガチを気にかける優しさがあるようだし、謎だなぁ。

薙羽哉・沙耶・愁一郎がサクの母親のところに向かい、
虚空・祇王・高虎は民を守る役目を任されます。
愁一郎が太夫とカガチの相手をすることに。
太夫のことを、禍神(アヤ)と心を通わせ、祟神(カガチ)を従わせる
神だと愁一郎が指摘しています。カガチは自分のことを夜刀だと。
調べたら、夜刀神という蛇神のことらしいです。
多分、この後、2人は愁一郎に祓われてしまったと思われます。

最終的に霖に背中を押されて、安綱が沙耶たちの元へ。
ちなみに、説得しなかった場合は、「ユメノオワリ」エンドに。
力を使ったため?沙耶が倒れ、一緒に死ぬ覚悟をする薙羽哉。
2人が死んで、悲劇は繰り返された、みたいな感じです。

サクの母親の元に辿り着くと、アヤがいて、千方の話や彼女との会話から、
アヤがこの廻りから抜け出せないと諦めていると知ります。
諦めない薙羽哉を見た沙耶。そこに安綱が現れて参戦。
沙耶は許すという気持ちでアヤを祓います。
そして、観月、朔、と自分の子供だった姉弟の言葉を口にする郷長には、
薙羽哉がサクとして少しだけ話した後、薙羽哉として祓います。

「ユメノツヅキ」エンドは、夏休みが終わって秋に。
高校に戻った沙耶は連絡が取れない薙羽哉に嫌われのかと
凹んでいますが、実は、安綱や愁一郎たちの手を借りて、
沙耶と同じ学校の同じクラスに転入してくるというサプライズ。

「欠けた月が思い出す」エンドは、2周目に発生するもので、
ユメノツヅキのその後。一緒に卒業した後、2人で郷に戻り、
隠居する安綱を説得して残らせ、許嫁という関係に。
子供ができたらという話や呼び捨てや敬語禁止みたいな流れに。

前半のいくつかを外して、8月5日に発生する薙羽哉との会話で
依頼を続けるかどうかの選択で、やめるを選ぶと、
「契約終了」エンドに。中途半端に終わらせたため、
伊織の家に戻りづらくて、愁一郎の部屋?の鍵を渡されて戻ることに。

クリア後のおまけストーリーは、夜、2人でゲームをする夢。
両想いで、今のうちに思い出を作ろうみたいな感じかな。

薙羽哉ルート終了!
ストーリーは過去繋がりで分かりやすく、最初にほぼネタバレを
しちゃっているのが少し残念な気もしますが、細かなところは
ラストに集約されているので、割と楽しめました。
ところどころ、いろんなキャラのコミカルな会話が見られたのは
面白かったですが、沙耶の性格設定とはちょっと違うかな、と
感じなくもないかな。
恋愛に関しては、何か突然、好きになったりしているように見えたので、
もう少しエピソードが欲しかったです。

ボイス担当は小野大輔さんで、ニュートラルに近い年相応の青年系。
割と定番の爽やかでちょっとツンデレボイスでした!

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