PSP「月華繚乱ROMANCE」PSP「月華繚乱ROMANCE(ロマンス)」の
藤隷人ルートの攻略・感想・ネタバレです!
藤隷人ルート
一回り以上年上の保健医で、優しいけれど飄々としている雰囲気。
禁断デート倶楽部のOBで学園の教師側ですが、倶楽部に所属している。
呼び方は「津森(きみ)」「なずな」「藤先生」「隷人さん」。

共通でのデートは大人的な余裕の駆け引き(にもなってないけど)が
ありそうな優しい感じですが、内面はそうでもないですね~。
女は汚らわしくて醜い生き物だと思っているようです。
表面上は優しい先生なんだけど。
そういえば、初対面の時、女らしき人と電話で話していたような。

隷人と一緒にいることが多いので、早々に恋し始めちゃってます。
首筋のキスマークらしきものが気になったりしてるし。
落ちるの早すぎるなぁ。(笑)
詫助が例のごとく心配し出して思わず抱きしめてきたなぁ。
もうちょっとで、お前が好きだ、って言い出しそうな感じです。

エアコンを直してもらおうとして部屋に行ったら、外から戻った隷人と遭遇。
女物の香水の匂いをさせていたため、話の流れで「不潔」と言っちゃった。
うーん、今回のなずなはあまり好きじゃないなぁ。詫助を巻き込んで
迷惑かけてるのに、心配してくれた詫助を避けちゃってるし。

微妙な雰囲気の3人を見て、鹿野兄弟たちが茶々を入れますが、
隷人が「馬鹿野兄弟」って言ったのに吹いてしまった~。
そうか、そのセリフが言いたいがために、鹿野って苗字にしたのかも。(笑)

なずなが隷人やデート倶楽部のメンバーに構われているのに嫉妬した
会員の女子が上履きを切ったり落書きしたりの嫌がらせを…。
まあ、こういう展開はどこかのルートで予想はできたけど、
隷人できたか~。いろんな女と遊んでるようなので、妬まれるのも
半端じゃないのかも。まさか、女子生徒に手を出してるのか?
後で、蓮華から、素直すぎると罠に絡め取られて身動きが取れなくなると、
また忠告されちゃいました。ヤクザらしいけど、いい人だよなぁ。
蓮華を攻略対象にして欲しかった~!
そこに隷人が来て、何やら睨み合うという不思議な空気に。

隷人と女教師が生徒のいない教室でいけないことをしようとしているのを
見てしまったなずな。思わず逃げますが、口止めとか言いつつ、
隷人が追いかけてきます。これは、かなり女馴れしてるなぁ。
大人の遊びだと言って無理矢理キスしてきたため、好きだと知りつつ
そういうことをした隷人に怒ります。
この後、ゲームはなずなの負け、借金に関しては隷人が何とかしてくれる
ことになりますが、もう会えなくなると思って思わず告白。

後で保健室へ行き、隷人のものになる覚悟をするなずな。
純粋な白だから染まりやすいとはまさにこのことだなぁ。
あくまでも隷人に従っただけと答えるのはちょっとズルイけど。
首筋にキスマークをつけられ、隷人のものだという印を
嬉しいと思っているあたり、大人への道、まっしぐらだ…。

帰り道、隷人が自分を遠ざける理由を聞くことに。
父親に振り向いてもらえなかった母親を独占できて嬉しかったこと、
煙草は父親と同じ香りがすると母親が喜んだこと、
電話の相手は母親の双子の妹(叔母)で最近旦那が死んで、
寂しさを紛らすためか、実子のように思う隷人を心配していること、
しかし、それが母親と同じであること、など。
わかりにくい言い回しだけど、これって母親や叔母と関係を持った
ということかな? ここはズバッと言って欲しかったなぁ。
でも、それをなずながはっきりと分かるってことは
全然純粋じゃないぞ~。(笑)
それでも隷人と一緒にいたいと思うなずな。でも隷人がキスしたのは額。
なずなの気持ちだけで十分だという軽い拒絶かな。

純愛ノーマルエンドは、クリスマス用にマフラーを編み終わった頃、
隷人が学園を辞めたという噂を聞くことに。
何となく事情を知っている蓮華が隷人の実家のお墓の場所を教えてくれます。
2人は幼馴染で、20年前に学校を1週間休んだ時、自分がお見舞いに
行っていたら、未来が変わったかもしれないと後悔している様子。
学園を去ったのはなずなを闇の道連れにしないためではないかと。

お墓の前で隷人と再会。なずなは隷人が両親のことでは被害者だから
穢れていると言わないで欲しいと。
しかし、母親たち以外にもたくさんの女性をもてあそんできたと、
がけから飛び降りようと!
必死で止めますが、突き放されて、隷人は崖下に転落…。
次のシーンでは、隷人の部屋で和弥との会話。あ、生きてた。(笑)
目を覚まさない隷人の看病をしつつ、起きていると辛いから
目を覚まさないのかと話しかけていたら、目覚めます。
生徒の前での自殺未遂をカッコ悪いという隷人に、
一度死んで生まれ変わったから、過去を忘れて生きて欲しいと。
岬のお墓には両親が眠っていて、家名を怪我した母親は
父や母の実家のお墓に入れてもらえず、10年間、一人で
あのお墓にいたこと、父親の遺言で同じお墓で眠っていること、
生きている間は父親は母と自分を許せなかったこと、など。
でも、なずなを愛したことで隷人は両親も自分も許すことに。
うーん、ストーリーが予想の範囲内だったなぁ。(笑)

純愛ハードエンドは、蓮華に地図をもらいますが、
自分が行くと隷人を追い詰めそうだからと、学園で待つことに。
そして、自分が卒業する日。ダリヤからチャペルに待ち人がいると。
1年間、放浪して、全てを忘れるために本を書いていたけど、
なずなのことは忘れられず、戻ってきたということでした。
本を渡して、愛していると言われ、ハッピーエンド。

禁断ノーマルエンドは、隷人は愛を信じておらず、なずなへの感情は
依存だと自覚していて、そのために優しく甘い言葉を囁き続けると。
隷人の部屋で一夜を共にし(多分、関係を持ったと思われます)、
夜明けのコーヒーを飲んで、クリスマスの約束をして、
激しいキスをされて幸せを感じつつ部屋に戻ると、詫助が待ってた…。
一晩中帰らなかったことを怒鳴られ、怖いったらなんの。(笑)
風呂場に閉じ篭って回避。明らかに詫助がおかしいのに、
隷人の顔を見たら和んじゃうってどうなの~。
放課後、蘇芳と蓮華から詫助が部活にも授業に出ていないことを知り、
隷人のことがバレるのを恐れて何も言えず。その後、詫助から
心配しないで、というメールが。

街でマフラーの材料を買った帰り道、詫助に待ち伏せされ、
自分に迷惑をかけておきながら、隷人とデキていることへの
お仕置きだといって学園の地下牢に入れられてしまいます。
詫助が警察に捕まるのを恐れて助けを呼べず、10日後の
冬休みまで監禁し、休みになったら一緒に自宅に戻り、
3学期からは詫助は自由登校なのでなずなを家に監禁しておいて、
自宅から通うつもりらしい。
詫助が去った後、隷人が助けに来てくれます。なずなは詫助が
おかしくなったのは自分のせいだから逃げられないというと、
自分と母親もそうだったこと、その時逃げるべきだったことを
話してくれ、無理矢理ではなく、なずなの意思で選ぶべきだと。
結局、隷人と逃げることを決意。多分、学園から去ったようです。

禁断ハードエンドは、街で買い物をした帰り道、隷人と詫助を目撃。
妹に手を出すなという詫助に、妹を女として愛しているんだろうと
指摘する隷人。なずなの周りの人間を遠ざけて孤立させ、
自分だけは味方だと安心させる詫助の手口を見抜いていて、
それが自分の母親と同じだと。そうか、そうやって隷人は
母親から離れられなくなっちゃったんですね~。
隷人にとって、なずなは愛情としてではなく執着だけど、
それをなずなも知っていると聞いて、ナイフでおなかをグサッ…。
あ、やっぱり刺しちゃった~。(苦笑)
慌てたなずなが隷人を助けようとしますが、地盤が緩くて崖下に
隷人が崖下に転落してしまいます。もし隷人が死んだら許さない、
というなずなの言葉におびえる詫助の様子が切ないなぁ。
なずなに嫌われることが一番嫌らしい。
翌日、詫助は逮捕され、部屋からは隷人からもらった本の残骸や合鍵、
なずなにあげたぬいぐるみに仕掛けられていた盗聴器の記録やらが発見。
やるかもと思ってたけど、予想を裏切らないなぁ。
って、上履きも詫助のしわざかっ!これは予想外。
他ルートなのに詫助から目が離せないなぁ。(笑)
隷人は命は助かったけど脊髄の神経を損傷して歩けなくなり、
なずなも加害者の妹ということで学園にいられなくなり、
2人とも学園を去る流れに。なずなとしては、学校に行かずに、
ずっと隷人と一緒にいたいと思っているという感じで終了。

バッドエンド1は、隷人が崖から飛び降りて死んだと
和弥が知らせてくれ、なずな宛の遺書が和弥のポストに
直接投函されていたと。
なずなが自分のせいだと思わないように遺書を残すことにしたこと、
ずっと前から考えていた両親の元へ行くと決めたこと、
巻き込んだことへの謝罪と最後に出会えてよかったこと。
自分のせいだと思いつつも、隷人ことは忘れないと。

バッドエンド2は、隷人の部屋で後戻りできないところまで
きたところで、おおっ、小悪魔ならぬ大悪魔?の翔が現れた~!
図書館での2人のキスを誰かに見られ、それ以上はダメだと。
蓮華に止められ、隷人は思いとどまったことを感謝。
その後、部屋に詫助が現れます。あ、密告者は詫助か?!
隷人が学園を去ったと聞き、彼には自分が重荷だったのかもと
探すことはしないことに。失恋です。
あれっ、詫助から余計な一言があるかと期待したけど、なかったなぁ。
いかん、完全に他ルートでは悪役的な見方になってきた…。(笑)

隷人ルート終了!
予想を超えない普通な展開だったのが残念~。
キャラも始終落ち着いた雰囲気だったし。
もっと荒れ狂う?隷人が見たかったなぁ。(笑)
母親に関係を持たされた経緯をもっとはっきり描いてあれば、
もっと同情しやすかったかな。文章が曖昧すぎて、それを読み取れる
なずながすごいと思っちゃうくらいでしたし。
母親が死んでから、女に依存するような人生になっちゃったのかなぁ。
でもそこに愛はない、みたいな。選ぶ相手も純粋タイプでないのは
ある意味、純粋な相手は汚したくないという思いがあるように思えるし。
三島由紀夫の「潮騒」が好きだというのはそういうことの表れかと。

ボイス担当は平田弘明さんで、年上の雰囲気がピッタリでした!

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