乙女ゲーム「大正鬼譚 ~言ノ葉櫻~」PSP「大正鬼譚 ~言ノ葉櫻~」の
嶽屋宗次ルートの攻略・感想・ネタバレです。
嶽屋宗次ルート

琴子と契約した風鬼。負けず嫌いで努力家。
気は強いけれど、照れ屋で素直になれないところがある。
背が低いことがコンプレックス。
子供の頃に火事で荒浪に助けられてから彼に憧れている。
夢は荒浪のような軍人になること。
呼び方は「嶽屋さん」「宗次さん」「琴子」。
(他ルートでは「嶽屋さん」「八津瀬」)

百年櫻探しにすごく協力的なのは他ルートでも同じですね。
何か願い事があるらしい。
それにしても、宗次に対しては琴子の操縦が上手いなぁ。
恋人のはずなのにまだまだぎこちないというか、
初々しいというか。(笑)
でも、友達の前では男らしい余裕な言動が出てビックリ。
桃華が言っていた大人っぽくなったというのはこのことか。

宗次と桜探しをしていたら、子猫が現れ、宗次にべったり。
餌付けで懐いたようです。
翌日、その猫に餌を上げようと探していたら、司郎が現れて、
自分は猫より犬の方が好きだと主張?!どういうこと?
後で宗次から、元々子猫を見つけたのは司郎だけど、
懐かなかったから、悔しかったんじゃないかと。
こんなところで可愛い司郎が見られるとは!(笑)
その後、はぐれ鬼の事件以来、交流がある陸軍大佐で卒業生の
荒浪と街で話をしたと。軍人になるためです。
今は琴子との将来も考えて頑張ってる模様。

六月一日が院長になってから、教育方針や授業内容が少し変わり、
主と鬼がもっと対等であるように、全ての主が教えられていると。
司郎は琴子のお陰で考え方が変わったと。
司郎と明史に宗次と一緒にいる時に逢引らしいことをしていない
ことが知られ、呆れられますが、動物園や夜景はどうかということで、
宗次と動物園へ行くことに。宗次が楽しみにしていたことや
情報収集してくれてるあたりは、「嶽屋らしい」に含まれますね~。
帰り道、動物園を勧めてくれたのが司郎だと聞いて不振がる宗次に
誤魔化し気味に明史は夜景を勧めてくれたと言うと、
2人で見に行くことに。
ここで、夢を叶えるまで待っていてくれるか、と宗次。
もちろん、待ちますとも。(笑)
暗いといっても人前で口付けをする宗次の愛が溢れてるのが分かるなぁ。

翌日、宗次が寮まで迎えに来るようになります。
そこに高笑いする女がっ!そういえば、隅谷って女子がいたなぁ。(笑)
宗次に契約を断られてから2人を小バカにしてきた女子ですが、
周囲の鬼の女子に可哀想な目で見られている感じ?
宗次が何か考え込んでいた理由は荒浪からの手紙。
軍人になるには一時的に学院を離れて、荒浪の元で修行する必要が
あるということですが、1年か2年か。辛いと分かっていても、
宗次の夢を叶えさせてあげたいから、待っていると言うと、
琴子を置いていくことをためらっていたのでした。
契約しなければ迷うこともなかったんだろうけどなぁ。
琴子に喝を入れられ、必ず迎えに来ると約束。

いろいろ不安な琴子ですが、司郎・栗原・桃華から
将来のことや今の仕事について聞き、自分の夢の参考にします。
まあ、桃華は琴子との契約が夢なので論外ですが、
言霊の話から言葉を伝える仕事について考えるように。
ついでに、栗原が保健室で例の子猫の世話をし始めたのを
琴子も知っていて、六月一日には内緒でしたが、バレてしまいました。
彼にもなついているから、やっぱり、鬼好きの猫なんですね~。
部屋で桃華と話していたら、宗次がやってきて、司郎と何を話していたか
聞かれますが、自分の夢についてとは言えず、宗次にだけ話せないような
隠し事をしていると勘違いされてしまいます。自分の力で宗次と並んで
前に進みたいみたいな気持ちがあるせいで、言えなかったわけです。

翌日、宗次に謝りたかったけど会うのをためらっていたら、
六月一日の手伝いをする流れで、将来について相談すると、
記者はどうかということで、記者について調べることに。
静かなところで借りてきた本を読もうとしたら、宗次と明史が話す声が。
夢と愛で揺らいでいることや琴子の隠し事やら。
司郎の名前が出て、明史が2人は仲がいいと。
心の中で思っていることですが、2人が妙な遠慮と探り合いを
しているように感じていますね。さすが鋭い。他ルートでは司郎は
幼馴染であることを隠しているので、そのことですね。
琴子が寂しがっていたら自分なら手を差し伸べると挑発すると、
琴子を信じているからそうならないと宗次。でも怒るということは
信じ切れていないことになると。宗次が明史には一生運命の相手なんて
現れないと言っちゃったもんだから、明史も静かに怒り、
武器を使った喧嘩へ。
その音を聞きつけた琴子が事情は分からないけど、本気だと分かって
言霊で止めた後、怖い笑顔で説教!
宗次が理由を言わないので、自分も言わなかったからお互い様と。
結局、琴子は将来について悩んでいることを告白し、仲直り。

栗原から星稜院の会報を書く仕事を頼まれ、宗次に相談し、
鬼と主の未来について書くことに。

六月一日に用事で院長室に行くと荒浪がいて、宗次を呼んでくるようにと。
保健室で子猫と一緒にいたのを捕まえて伝えます。
帰りに再び荒波と出会い、宗次から主&恋人であると紹介されます。
そこで、辛い研修であること、会うことや連絡ができなくなること、
最悪命を落とす危険があることを知り、覚悟があるか聞かれます。
最後が一番気になるところで、ここで引き止めれば、宗次は
行かないだろうけど、それじゃダメだよなぁ。すでに軍人ということで
命の危険はつきものだし。

後で、六月一日からも同じことを言われます。
契約を結んでいる主ということで、最後の選択を主に一任させることを
口にはしませんが、琴子は少し不満気味。ただ、琴子の選択に
責任を感じる必要はないこと、宗次が琴子を置いていくのには
相当な覚悟がいることを教えられます。これは鬼目線じゃないと
分からない気持ちですね。天秤にかけた時、どちらに重点を置くかは
鬼が一番知っているはずだから、それを主に選ばせるのはどうかと…。
琴子じゃないけど、もやっとする~。(笑)

夜、宗次を部屋に呼び、改めて背中を押してあげることに。
あ、もやっとが今少し取れたかも。琴子が言えば行くのを止めたと宗次。
主の命令なら何でも聞くし、それを幸せと感じるなら、自分の夢は
二の次ということだから、それはそれで鬼は幸せなんじゃないかと。
琴子が、行って欲しくないけど、夢を叶えてもらいたい、だから
早く夢を叶えて帰ってきて、と本音を口に。
宗次が吹っ切れた様子のところで甘い展開に。

翌朝、名前で呼んで欲しいということで、ここから名前呼びにしたら、
琴子の目から涙が。そして、宗次から学院を出るまで琴子の部屋で
過ごしたいと。
すぐにその噂が広まったようで、四六時中一緒にいるのも公認に。
ちょっと嫉妬深くなってるところがある感じかも。
まあ、琴子は鈍いから、言い寄られてることに気付かないことも
ありそうだけど、宗次一筋は信じてもらわないと。(笑)

創立記念休暇に宗次の故郷に連れて行ってもらうことに。
その話を切り出された時、結婚しないかと言われますが、
安心したいためだし、一人前になってからということで琴子が断ります。

宗次の故郷は風鬼と主の生まれる家系の中で素養が出なかった人間が
共存している場所であること、集落全体が政府の監視下にあること、
宗次の主についてみんなが知っていたこと、女鬼に抱きつかれて
宗次が動揺したこと、子供の頃に仲が良かった友達が老人になったり、
その孫を可愛がる姿が見られたこと、など。
親友の老人の姿を見ると、自分を見ているかのようだなぁ。
荒浪に助けられてから必死で練習して学院に入り、軍人を目指したと。
両親は主をなくしてから家に戻っていて、父親は落ち着いた感じ、
母親は元気な感じでどちらも優しい雰囲気です。主好きなので
琴子のことも大歓迎だなぁ。
契約したなら軍人を諦めた方が、と言われますが、それは了承済みだと
伝えると、納得してくれます。
母親から、主を失ったけどその思いを抱きながら生きていて
辛くはないと聞いて、宗次もそうなればいいと。
夜景を見て、自分が年をとっても傍にいてくれるかと聞くと、
どんな姿になっても愛し続けると宗次。
琴子のいうように、その頃には孫までいたら、寂しくはないかも。

宗次が西嶋の日誌を持ち出してきて、その中に百年櫻がお墓の近くに
あることが判明。見に行ってみますが蕾すらなく、宗次が出る前に
見つけたいと思う琴子。

「ベストEND」は、宗次から琴子を頼むと言われて喜ぶ桃華。
百年櫻を知る教師からやっぱりあの大樹がそうだということに。
行ってみると、他の仲間たちも集まってきていて、思わず、
百年櫻なら花を咲かせなさい、と言ったら満開に。
言霊で咲かせた花だけど一応願い事をしたら先生2人が現れ、
昼間に咲いていることに驚いています。
話では、昼に五部咲き、夜に満開になり、翌朝散るのだと。
桜の下で戻ってきたら一緒になろうと約束する宗次と琴子。

2年目の秋に宗次が戻り、2人は卒業後に結婚。
宗次は軍人、琴子は新聞社に入社し、今では桃華が名付け親の
桜子という子供とお菊も一緒に暮らしています。
宗次は仕事の合間に家に戻るという感じらしい。
女だからと苦労したようですが、10年目にしてやっと記事を書かせて
もらえ、それが新聞に載ったと喜ぶ琴子。
2人の出会った頃の話になり、琴子が契約を交わす条件は
自分が相手のために命を差し出せる覚悟があるかだと聞いて、
自分の主のイメージが変わったと。まあ、鬼全員がそう思ったかも。

ある日、親子3人で散歩に出たら、桜子の男友達が登場。
桜子は主の素質があることが分かっていましたが、男の子が
鬼だと宗次がいい、小さい頃から鬼を惹きつけてしまうことに
複雑な心境の宗次。そういえば、普通は思春期あたりに素質が
現れるとかだったかな。

「グッドEND」は、いつもなら宗次が起こしてくれるはずなのに、
宗次と共に寝坊してしまう琴子。目覚めた宗次は余裕な感じで
御前の授業は諦めようと。宗次はこの日は琴子と過ごすと
決めていたらしい。いつもの宗次らしくないけれど、
別れの時が近いからと、結局、授業をさぼることに。
2人だけの秘密の高い木の上で、宗次から、明日の早朝に
学院を出ると告げられ、口付けの後、再会の約束を。

「サブEND」は、休日、琴子が記者としての勉強が楽しくて、
放置された宗次が不満を口にした後、抱き上げられて、
窓から外へ連れ出されます。いつか宗次の記事を書くと琴子。
一つずつ未来の約束を増やし、果たされると信じるのでした。

「櫻END」は、汽車に乗る宗次を見送る琴子。泣かないと決めていた
けれど、最期に涙がこぼれてしまいます。愛されていると実感し、
宗次が琴子を抱きしめ、頬に口付け。そして別れが。
うーん、微妙なエンドだ。

宗次ルート終了!
ツンデレというかテレデレ(照れデレ?)というか、喜怒哀楽が
すごく分かりやすいキャラで良かったです。鬼が主のことを
どれだけ思っているかはよく分かるけど、それでも夢を叶えたい
と思うものがあるというのが今回のテーマかなぁ。
夢以上の幸せが主との契約であるように思える設定なので、
そのあたりは微妙な感じもするけど。しかも、軍人になった後も
一緒にいられる時間は少ないし、一緒にいられて幸せエンドに
ならないのが少し残念かな。
面白かったのは、司郎と懐いてくれない子猫のエピソードでした。
司郎と琴子のやり取りが楽しかったです。他ルートでは本心を
見せていないけど、ここだけは見せてるようでしたし。

ボイス担当は吉野裕行さんで、ニュートラルなツンデレ好青年で
すごく良かったです!

乙女ゲーム「大正鬼譚 ~言ノ葉櫻~」嶽屋宗次

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