PSP「デス・コネクション」PSP「デス・コネクション ポータブル」の
メディシスルートの攻略・感想・ネタバレです!
ヴィシャス ルート

マフィアの一員で享年17歳。
まっすぐな性格で裏表がなく喜怒哀楽も分かりやすい。
ストリートチルドレンだったルチアーノと子供の頃から一緒にいて
拾われてマフィア入り。やたらと迷信深い。
甘いものが好きでトマトが嫌い。
嫌味なところがなく最初から高感度が高くて、
年齢も近いので、友達感覚でいられるタイプですね。
呼び方は「アメリア」「ヴィシャス」。
地獄に堕ちた罪「強欲」(あまり意味なし)。

3日間眠り込んでいたヴィシャス。
その間に、他の死神たちはルチアーノたち3人がグィードに
コールされて操られたことを散々話し合っています。
命令後の記憶がないことがわかります。
命令すると身体が瞬間移動するようですが、アメリアが心の中で
助けてと念じた時は、完全なる命令ではなかったようで、
ヴィシャスたちの記憶ははっきりあります。
ただ、この後のヴィシャスとの会話で、ただ念じるだけでは
命令にはならず、必死さみたいなのが必要らしいです。

結局、グィードから直接聞き出すしかないということになり、
ルチアーノが行くと言い出します。理由は、なんと、
彼が裏切り者だったから。ヴィシャスだけが思い出していなくて
みんな気を使って言い出さなかったということでしたが、
そろそろ潮時ということで。
ルチアーノが裏切った理由は、ボスがいい人すぎたこと、
本当のファミリーを求めていたこと。最初は居心地がよかったけど
次第に偽の家族が嫌になったこと、ようするに誰かと親しくなるのが
嫌だったということです。ルチアーノは誰とでも親しそうにするけど、
距離を置くタイプだったんですね~。

子供時代の回想シーンがところどころで入りますが、
小さい頃からヴィシャスとは一緒に行動しています。
そこが不思議なんだよなぁ。自分が稼いだお金で
ヴィシャスを食べさせてあげてるし、結構、面倒見がよさそう
なのですが。
ある日、初めての殺しの仕事をする決意をした時、
それに気付いたヴィシャスが最初は反対しますが、
自分もやると決断。ルチアーノの躊躇いもヴィシャスの
きっぱりとした決断に後押しされたような感じかな。
その時の大金もすぐに使い果たし、セルビアに声をかけられ、
ルチアーノは入ることに。でもヴィシャスは誰かに命令されるのは
嫌だと拒否して、別行動をとる流れに。
しかし、2年後、セルビアに説得されてヴィシャスも入ることに。
人を殺したからもうもとの世界には戻れない、と。

事件の日、ルチアーノはクラウディアに裏切られ、
ヴィシャスを庇って死んでしまったわけです。
言っていることが矛盾してるけど、ヴィシャスにだけは
愛情があったということかな。
後でニコールから聞いた話で、ルチアーノは自分が一番嫌いで
自分と正反対のヴィシャスに憧れていたのでは、と。
ルチアーノの本心を聞いてショックを受けるヴィシャス。

外に出たヴィシャスを探していたらランベルトに捕まりそうになり
ヴィシャスに助けられ、泣き出すアメリア。自分を探してくれる
人がいると思わなかったと抱きしめてくれました!
ヴィシャスがアメリアを意識し出すのってこのあたりかなぁ。

一方、裏切り者同士の会話。ルチアーノとセルビアです。
セルビアは娘を人質にでしたが、ルチアーノは最初は
クラウディアに騙されたのがきっかけだったらしい。
タランティノに入る条件としてボスの書斎のエレボスの指輪を
持ってくることだったと。単に利用されたということか。

数日後のグィードとカストロの会話で新情報が。
絶対的な恐怖を与える伝説の力「囁く者」との
契約時にできるのが「エレボス」でそれを使うと
「ニュクスの石」で契約して死んだ者をコールし、
死神として復活させることができると。
死者の日にアメリアの血で地獄の門が開くらしいのですが、
これって囁く者絡みということかな。
そして、ダレンツィオの幹部7人のうち、ジャンだけが
コールされていないことに気付き、使い魔ではないかと予測。
いやいや、明らかに違う気がするなぁ。どっちかって言うと
操る側=悪魔っぽい気がするんだけど。

ルチアーノがジャンからもらったという笛を手に
屋敷に戻ってきます。アメリアから当時の状況を聞いた
死神たちは試してみたら、全員気絶し、笛は壊れてしまいます。
でも、ヨシュアには聞こえてないんだよなぁ。

その後、ルチアーノたちに命令が下され、アメリアを使って
ジャンをおびき出すと暴れだします。
しかし、グィードのところにジャンが現れて阻止。
フルネームは、ジャン・ブッティーニというんですね。
カストロが死神研究をしていたのはジャンの入れ知恵か!
うーん、敵か味方か全く分からないキャラだなぁ。
囁く者を手に入れるのは憎悪が必要だと指摘。

一方、ヨシュアの情報で、囁く者について少し分かります。
囁く者の力を手に入れた者は契約で魂が永遠に楔に繋がれ、
力の代償は…、でページが破れてわからず。

街で、ランベルトと警察官に追われる羽目になった
ヴィシャスとアメリア。逃げ込んだ先はホテル?
ベッドがある部屋でヴィシャスがちょっと動揺してます。
アメリアはこういうことに疎い設定なので、全然平気。
ヴィシャスに押し倒されますが、何もできず。
段階を踏んだら襲うのかっ?!(笑)

出かけるルチアーノを追いかけるヴィシャス。
思い出の路地裏での会話から、事件当日のシーンに。
ヴィシャスはルチアーノの裏切りに気付いてました。
ルチは窮地に陥ると逃げる弱虫だとヴィシャスが言った後、
2人の戦いが始まったわけですね。
ルチアーノはヴィシャスが光で自分は影、
ヴィシャスが憎いけど羨ましい、と。
何にもでまっすぐ進む性格が羨ましかったのか。

グィードを殺せばタランティノは壊滅するという話の後、
オペラの招待状を持ってクラウディアが登場。
罠だとわかっていても行くと決めるアメリア。
その後の話し合いにジャンが現れ、とんでもないヒントを!
死神たちは、生前犯した七つの大罪のよって地獄に落ちたと。
強欲、色欲、怠惰、憤怒、暴食、傲慢、嫉妬。
暴食は間違いなくレオナルドですが、他はどうかな。
ダレンとの契約時からこの罪で死神となる運命だったらしい。
そして、ジャンを除いて6人しかいないのですが、
明らかにヨシュアを指しているようです。
ヨシュアは嫉妬にあたるかな。
それにしても、みんなが優しかったというボスが
これを知っていて契約してたとしたら、全然優しくないよなぁ。
まあ、ジャンの指示だとしたら納得だけど。

死神=狩る者=狩る力があること、リミットが近づいていること
というヒントを残してジャンが去り、謎が増えただけ。
結局、グィードを狙うということだけ決まり、
翌日、ヴィシャスに付き合ってもらってドレスを買いに。
その後、レオナルドが武器担当だったことが判明。
ピッキングも得意だから、手先が器用なんですね、きっと。

オペラ当日、アメリアの背後にクラウディアが現れ、
それを皮切りに戦闘開始。ここで、カストロが作った
死神を殺せる弾でニコールが負傷。その後、
ルチアーノたちが操られて敵に。
それぞれが1対1で戦っている中、ヴィシャスを庇って
アメリアが背中を撃たれて負傷。その時、ジャンが現れ、
助けてくれました。
ジャンの目的は6人を本当の死神に目覚めさせることらしい。
だからそれを邪魔して殺そうとしたグィードとカストロに
ジャンからのお仕置きが…。地獄に連れて行かれちゃいました。
そこで、アメリアの母親のキーラ姿からのジャンが出てきたり、
上空にヴィシャスたちの身体があるようです。
ジャンが言うには魂は仮出所中であること、
ニュクスの石で一時的に魂が現世に行けること、
ジャンが囁く者であること、契約者に力を貸すだけで、
契約者が最強ではないこと、ダレンツィオとの契約は終わり、
報酬ももらったこと、次の契約者待ちであること、が判明。

その間、アメリアとニコールも復活。ルチアーノたちは
戻ってこなかったので、完全に敵になったのではないかと。
ヴィシャスの恋も徐々に進展してますね~。
アメリアは鈍感設定なので気付きませんが、
周りにはばっちりバレていて、レオナルドにバラされますが、
結局、アメリアには微妙に伝わっていない感じです。

セルビアからの情報で、グィードたちが行方不明、
ルチアーノたちは屋敷で人形のように動かないと分かります。
その後、アメリアがヴィシャスの様子を見に行ったら、
ついにキスされてしまいました。
ん?その後は? キススチルの後がなくて、翌朝になっています。
こういうところの恋愛の描き方が下手だなぁ。(苦笑)
しかもこの場合、アメリアは驚いた顔でキスされているのが
正解なような気がするのですが。

翌朝、ヴィシャスの様子が変なのでみんなが問い詰めますが、
アメリアが話をしただけだとしれっと嘘を。本の通りに
嘘をついたということです。キスにはドキドキしたらしいけど、
なんかいまひとつ反応が薄いですね~。
街へ出た時に、殺しをしたり、女も適当に抱いたり(!)、
心も身体も汚れてるけど、してるけど、それでもいいかと。
鈍感なのでアメリアははっきり言って欲しいと。
その後、教会の神父の前でアメリアが好きだと報告し、
一応、両想いに。当然、戻ったらヨシュアにも報告。
他の男に取られてヨシュアがくやしそう…。
その後、バーでセルビアも加わり、ヴィシャスを問い詰めながら
やけ酒をして、翌日二日酔いコース。

クリスマスを祝うと約束し、イヴ前日にヴィシャスたちは
ルチアーノを取り返しにグィードの屋敷へ行くことを決意。
その前に、ヴィシャスは以前入ったホテルにアメリアを
連れて行き、想いを遂げる流れに…。
その後は裸でベッドに横たわるヴィシャスのスチル。
アメリアにあまり恥ずかしさがないなぁ。
なんか、恋愛してる感じがしない…。(笑)

ヴィシャスの少年時代シーンで、雪が降る中、
ルチアーノを待っていて眠くなってしまった時、
ヴィシャスを起こしたのがキーラ!
死ぬべき時は今じゃないとか。この時点で、多分、
キーラはグィードに殺されているから、これはジャンか?

グィードの屋敷で暴れる3人。ここではニコールがニコラスに
なっています。クラウディアはグィードの代わりに
ファミリーを乗っ取る算段をしていましたが、
グィードたちが戻ったのでそれも終了と思ったら、
グィードが全て仕組まれていたのかとおかしくなり、
カストロを殺し、ルチアーノたちを戦わせる流れに。
そういえば、グィードの命はジャン次第でしたね。
その後、ジャンが現れ、リミットが1日だと分かりました!
そして、グィードの仕事は終わりだということで
ジャンに殺されて死亡。

ヴィシャスたちは、自分たちが死んだ教会に場所を移動。
一方で、アメリアを殺しにクラウディアが現れ、
ヨシュアの魔法の力?でクラウディアを消しますが、
クラウディアに撃たれてヨシュアが死亡…。
なってことだ~。
そこにジャンが現れ、ヨシュアはアメリアのために
人を殺めたから、行き先は上だと。地獄に落とされてたら
ヴィシャスたちと再会ルートになるのかな?(笑)
その後、ヴィシャスたちのところへ向かうアメリア。

教会に到着したところで、ルチアーノが一足先に
狩る力に気付きました。それぞれに能力が違うようで、
ルチアーノは「未来を狩る力」なんだとか。
願った未来?を予想して先回りできるとかそんな感じかな。
今度は、ヴィシャスの能力が出る瞬間を刈り取るとは!
なかなか面白いじゃないですか。
ヴィシャスの能力は「死神を狩る力」と!
死神が死神を狩るの?それじゃあ、死神の王みたいだなぁ。
頭を使ったヴィシャスが、ルチアーノの能力を逆手に。
アメリアを助けに向かうと本気で念じ、ギリギリのところで
それを止めると。この手に引っかかってルチアーノを
倒すことができ、消える瞬間に正気に戻ります。
しかし、他の4人も同じく消滅。
ここで、アメリアが泣き出し、その理由がリミットが
朝までだと知るヴィシャス。
ジャンと楽しめたと語った後、日が昇り、涙を流しながら
別れを惜しみつつ、ヴィシャスも消滅。

そして3年後、心が空っぽのまま、教会で過ごしています。
クリスマスが大きりになり、街に行くのも怖くなっていると。
ヨシュアやヴィシャスの墓参り用の花を摘んでいたら、
ヴィシャスが登場!3年経過してるけど、あっさり出てきた~。
クリスマスプレゼントを渡し損ねたといいつつ、
ジャンに頼み込んでこさせてもらったらしいです。
何、ジャン、天使みたいなことしてしまったって、
最後の最後でいい人になっちゃうの?反則!(笑)

ハッピーエンドは、ジャンに指輪をもらって喜ぶアメリア。
ジャンは地獄のボスみたいな奴だったこと、
アメリアには囁く者だといっていたこと、
以前は地獄の記憶はなかったのに今はあること、
すべてはジャンのルールだったこと、
死神のヴィシャスは歳をとらないと分かっていて戻ってきたこと、
アメリアが死ぬまで一緒にいること。
そして、2人は結婚!ってありなの?姿が変わらなければ
周囲からはバケモノ扱いされかねないのに…。
結婚式のスチルで終了。

バッドエンドは、ヴィシャスが戻って来ずに終わるだけ。

「メモリーズ」のスペシャルイベント

街の子供と遊んであげているヴィシャス。
時々、アメリアの笑顔が消えることが気になっていて、
バーでセルビアに相談。ピンときたセルビアに
戻ったらはーってしてみなと言われてやってみたら、
吐き気をもよおし、赤ちゃんができたと。
ラストは赤ちゃんを抱っこして涙を流すアメリアと
嬉しそうに赤ちゃんに触れるヴィシャスのスチルで終了。
死神でも子供ができるんですね~。ビックリした!

さらにもう一つは、地獄にいるルチアーノたちは
ヴィシャスの子供の話題で盛り上がっています。
あ、ここではアメリアって名前で呼んでます!
本編でもボイスがあったらよかったのに~。
そこで、ニコールが自分にも子供が作れるのかと
ジャンに言い寄ると、ジャンも予想外だと(嘘ですが)。
あ、地獄ではニコールとニコラスの2人が同時に存在してます!
そういうこともできるのか。ニコラスってイケメンだよなぁ♪
ジャンとルチアーノが、ヴィシャスが子供の名前をなんて
つけるかという賭けをして、ルチアーノは自分の名前、
ジャンはダレンの名前だと。ジャンが勝ったら
ルチアーノの身体(器)を交換するというもの。
結果、ルチアーノに。子供の頃の話で、
ヴィシャスは教会でつけてもらった名前で「危なっかしい」、
ルチアーノは短い間一緒だった両親につけてもらった名前で
ラテン語で「光」「明るい」「希望」という意味。
息子とは親友として接したいらしいです。
ルチアーノの願いはジャンがニコールと一日デート!
ジャンが困った顔が見たかっただけらしいです。
ヴィシャスはセルビアの斡旋で真面目な仕事を始め、
成長した息子には「ヴィシャス」と呼ばせています。
母親のアメリアは「ママ」呼び。しかも、アメリアが
ヴィシャスは死神だと話していて、それに動じてません。
さすが、2人の息子かも。
結局、息子にパパと呼ばれてからかわれて終了。

「アイテム」のスペシャルアイテム

ニコールの提案で、なりきり大会をすることに。
優勝賞品はニコールのブラ、はいらないけど、
アメリアの下着なら欲しいと、ヴィシャス・ルチアーノ・
レオナルドがやる気満々に。
ヴィシャスのニコールのモノマネ、笑えるっ!
ニコール以外はどん引きだけど。(笑)

ジャンの実験その1。今回はジャンが持ってきた惚れ薬の
実験台になるのをジャンとレオナルドがが拒否。
そこに現れたメディシスにニコールが女性恐怖症を
直してあげると無理矢理飲ませたところ、最初に見たのが
ジャンだったため、死ぬまで?惚れることに。
自業自得エンドだった~。
っていうか、あの真面目なメディシスが気の毒なキャラに…。(笑)

ヴィシャスルート終了!
メインのお話はまだまだ謎が残ったままでしたが、
割と面白い設定でした。七つの大罪や契約の経緯など
他ルートで分かることだと思うので次に期待します。
分からない部分が多いことや、最初から別れが待っているのは
予想できることなので、全体的にはあまり感動はなかったです。
(設定はいいけど、細かなシナリオや文章力は他の作品と比べると
少し落ちる感じがするので、そのせいかも)
アメリアの設定はいまいち。大分、いまいち。(笑)
清楚な純粋系ならシスターらしくていいかなと思うけど、
学校でヨシュアに邪魔されつつも男子と一応会話はしてる様なのに、
男知らずの純粋キャラかと思えば、本では情報を得ていたりと
なんか中途半端なキャラという印象でした。
どうせなら、シスターとして育てられて、ヨシュア以外の男と
ほとんど接触したことがないくらいの純粋培養なら、
世間知らずでも許せたかも。
しかも、恋愛の描き方ももう一つな感じでした。
ヴィシャスはちゃんと恋愛モードに入ってるのですが、
アメリアとの会話が空回りしてなければ楽しめたのに。
キャラの心理描写が描ききれてないのが原因かと。
保護者のヨシュアがやたらとマフィア絡みでキツイ性格だったのも
少し気になったところかな。本当はいい人なんだろうけど、
キツい印象が強かったのが残念だなぁ。まあ、好き設定だろうから
どのルートでもこの扱いなのかもしれないけど。
能力を得た経緯も明かされていないので、個別ルートに期待!
ところどころに下ネタが入ってますが、思ったほど、
気にはならなかったかな。
後は、本編の名前呼びのところをもう少し考えて欲しかったですね。
後半はできるだけ無視するようにして進めましたが、やっぱり、
文章によっては気になったので。
システムで気になったのは、ロードとセーブがちょっと長いこと。
乙女ゲームでこんなに長いのは初めてかも。

ボイス担当は鈴木達央さんでしたが、まっすぐでわかりやすい
青年キャラで高感度は最初からよかったです。
そして、少年時代のボイスも達央さんでした!
少年ボイスというより、少し高めの変な声っぽい雰囲気で新鮮でした~♪

乙女ゲーム「デス・コネクション」ヴィシャス