PSP「アーメン・ノワール」PSP「ARMEN NOIR portable(アーメン・ノワール)
のエルルートの攻略・感想・ネタバレです!
エル ルート

Aクラスで、ハンターNo12
登録コード:アズライト・エル・マリオネイション
CAはワイヤー型のアンドロマリウス
バウンティアが作った人型兵器で、通称「機械人形」。

機械人形だけど、表情を読む能力があるので、
口調は淡々としているのに、人間らしさがある雰囲気がします。
基本的には命令に忠実なところは機械っぽい。

バウンティアで充電やメンテナンスをしていて、
背中から複数のコードで繋がれて充電しているのを見ると、
機械なんだなぁ、と。触るとくすぐったいという感覚が
あると言っていますが、人間のとは微妙に違うらしいです。
このスチル大好きだなぁ。最初に見た時から、
エルのキャラ絵もボイスも好きだからだけど。
2度目の時、恥ずかしいという感覚も口にしています。
この時、ソードに教わった痛いのがなくなるおまじないのキスを
エルの手にしてあげたら、ちょっと微妙な様子に。
後で思えば、名前を出した人に嫉妬してたのかも。

エルの誕生日を知った時、エルが欲しいものがなかったけど、
充電や門番で動けないことが多いから、話し相手がいると
嬉しいというので、「傍にいます券」をあげることに。
これはクーロンの「肩叩き券」案の改良版だけど、
上手いこと考えたなぁ。10枚しかないから、もったいなくて
使えないというので、1枚だけ回数制限なしに。

エルの誕生日に何もせず、ゼクスに呼び出された後、
ナイヴスを殺すことを拒否すると、ゼクスに殺される
「01 Killed by ZECS1」のバッドエンドに。
最後に名前を呼んでくれたのはエルかな?

ファームを過ごした後、ソードたちが現れ、
クリムソンを殺すを選択すると、個別ルートに入ります。
またしても、ナイヴスが殺されてしまった…。(泣)
どのルートでも死にキャラにされるってどうなのよー。
クリムソンの方は多分、死んでいないと思われるので、
心配はしてないけど。

自分のせいだと部屋で泣いていたら、エルがゼクスからの
伝言を伝えに来ます。ここで、一緒にいて欲しいというので
部屋に入ったら、ネロが犬型に変形しているのを見て
エルが驚いています。一緒に戦っていても、
こういうのは見たことがなかったんですね。
通常のCAは意思疎通はできないようなので、
ネロは特殊なCAというのがはっきり分かりましたね。
エルは機械人形のナイヴスが壊れて涙するナスカに
自分が壊れても泣くのかと聞きます。もちろん、泣くよー!
エルは自分が機械だということにこだわっていますが、
ナスカにとっては温かい手をして会話していることが
生きていることだと。
エルには部屋がないのか。待機命令中は兵器試作室(ラボ)に
何もせずにいるのかな。

次のゼクスの指令は、エルと2人でスナッパーを仕留めてこいと。
ソードが反対しますが、命令には逆らえず。驚かれたのは、
エルも反対したこと。それに興味を持ったゼクスが
戦闘不能にするだけでいい、できればCAと契約解除させろに
切り替えます。
ナスカの涙を見てから、エルは調子がおかしいらしいです。

レインとの対決前、ナスカが操られていないか確認するあたり、
レインも真面目というか義理堅いというか。ナスカの事情も
理解しつつ、落とし前はつけると戦闘に。
ナスカが直接手を下してなくても、ナスカの手も
血に染まっているとはっきりいうレインに同感です。
ナスカは考え方が甘すぎるんだよなぁ。まあ、育てられ方に
問題があったと思うしかないんだけど。
ナスカとレインが戦い、ナスカが倒れた後、エルが変わりますが、
レインの方が身体が限界らしく、次に会ったら殺すと言い残し、
立ち去ってしまいます。

バウンティアに戻った後、兵器試作室で治療を受ける2人。
並んで寝るスチルが見たかったなぁ。
そこに、ソードがやってきて、ナスカ1人にスクラッパーの
駆除命令が出されたと。エルが反対してくれますが、
ソードもどうにもできず、ナスカ自身はは一度逃げようと
したからどう扱われても仕方がないから行くと。
逃げたわけじゃないんですけどね。
スクラッパー戦でネロが進化し、勝つことができた後、
エルが登場。待機命令中は優先順位で行動できるように
なっているらしい。
ここで、スクラッパーの一撃でエルが負傷。
ん?痛いって言いましたよ。痛覚がないから聞き違いだと
言っていますが、本当は痛みを感じているようです。
それを知って、最初に腕と脚を負傷した時も、
相当痛かったはずだと気付くナスカ。
ナスカは初めて共闘した時からエルを人間と同じ接し方を
していたから、盾とならなくてはならない自分に
気を使わせないためだったようです。
痛みは、人間よりは耐えられるように作られているようだけど、
痛いことには変わりないだろうし、腕をもがれたら
相当だと思うのですが。エルはいい子だなぁ。
エルが自主的にここまで行動したのはナスカが初めてとのこと。

兵器試作室で少し眠って目が覚め始めた頃に
ソードとエルの会話。またナスカに次の駆除命令が出たこと、
それがバウンティアに戻るためのテストであること、
ナスカが殺すつもりで戦えば、大概の敵には楽に勝てるけど、
不殺を黙認するなら、他のハンター以上に使えることを
証明するしかないこと、ナスカが死んだら再利用する、
ようするに機械人形にするつもりらしいこと、など。
反論するエルを人間のようだとソード。
目が覚めたナスカには、人間なのに処分されるのはおかしいと
声を少し荒げ、ナスカを抱きしめるエル。
ナスカは、育ててくれたのはソード、戦ってくれたのはエルで、
エルと一緒にいて嫌だと思ったことはないから、多分、
好きなんだと思うと。
この言葉で、エルがナスカを連れて逃亡する決意を!
そういう展開できたか~。面白くなってきたなぁ。
しかも、恋愛も他より丁寧に描かれているし。

ここからは、ナスカがエルに誘拐されたという設定で
脱出しようとしますが、ソードに気付かれてしまった…。
クーロンは戦おうとするソードに動揺しています。
しかし、エルがナスカを連れて、窓ガラスを破って脱出成功。

エルが連れてきてくれた場所は0街区。クリムソンが
連れてきてくれた花畑の場所です。
エルを作ったのは機械人形の研究者ムーン博士であること、
最初に作られたエル以降、上手くいかず、ナイヴスのような
機械人形が作られたのではないかということ、
エルの服はムーンの趣味であること、などが分かります。
エルがナスカをはっきり意識するようになったのは、
「傍にいます券」をもらった時らしい。
その直後、ソードが登場。ゼクスはエル自身が進化している
可能性を考えて、しばらくは拒否不能な命令を出さないと。
エルは充電以外にも糖分などの補給をされてたのか。
補給をせずに活動停止したら、記憶と人格が消去されると。
身体に血液が流れているなんて、なんだか、
人間みたいな作りになってるんですね。
意思のないナイヴスも血が出てたようだから、
機械人形とはそういうものなのかな。

バウンティアに戻ることを拒否するエルを説得して、
ゼクスと話をすることになります。
まずは、エルとクーロンを戦わせて、エルの性能を確認すると。
しかし、エルはバウンティアのハンターには攻撃できないように
設定されていると!しかし、極限でアンドロマリウスが進化し、
オロチを壊すことができました。人間にしかCAの進化は
できないはずだったのに。
ここで、ゼクスの口からとんでもない真実が明かされます。
2年前まで人間だったと!そういう展開?!
ソードとクーロンが足止めしてくれ、エルとナスカは
ネムレスのデータを調べることに。
エレベーターの中で、ナスカがゼクスの言葉が嘘でも
エルは優しいから人間だと。本当に人間だったのですが、
その言葉の方が心が震えたと。

エルの過去の記録は、ハンター登録時17歳、最終年齢19歳、
CAアンドロマリウス、先頭記録35回目で戦闘による酸素欠乏で
脳死していました。労働者階級出身のノアが本名。
自分のような機械人形が作られないために、ネムレスを
破壊すると決意するエル。自分が停止すると分かっていても。
そこに、エクリプスが登場。彼女はゼクスとクリムソンの
橋渡しをしていたけど、実はムーン博士だった!
ムーンはエルの進化を望んでおらず、ナイヴスみたいに
完全に人形にした方がよかったかな、と。
天真爛漫そうな明るい口調だけど、これが本性だったのか。
すっかり騙されたなぁ。元人間だった機械人形を
物扱いしていることに、今、イラッとしちゃいました。(笑)
「ELLE(エル)」が機械人形の証らしいけど、
どういう意味なんだろう。

ナスカを邪魔だと判断したムーンが、エルにナスカを殺すよう
命令します。エルに命令を出せるのはゼクスとムーンだけ。
ということで、絶対命令なわけですが、一瞬苦しんだ後、
完全拒否でムーンを攻撃。さようなら~。

ネムレスを破壊後、逃亡した2人。隠れ家で2人だけの
時間を過ごしていたら、今度はヴァルチャーが登場。
あー、面倒くさいのが次々と出てくるなぁ。
あ、彼女はラスボスだからしょうがないか。(笑)
おっと、ソードも一緒です。エルは彼女に回収され、
ナスカはソードに気絶させられてしまいましたが、
後から事情を聞くことに。

ハンター粛清者のエクスキュート・ヴァルチャーについては
賞金首に落とすだけでは済まない罪のハンターを
粛清すること、バウンティアやゼクスの管理下にないこと、
ソードと互角かそれ以上であること。

ソードから、エルをどう思っているか聞かれ、
エルが好きだからと答えるナスカ。
ナスカが好きになった理由を聞いていると、
弱っている時に傍にいてくれて安心できたからという感じなので
ちょっと納得できないなぁ。もっと本質的なところを見て
好きになって欲しかったです。
ソードとしてはナスカが好きだっただろうから、
複雑な心境だけど、はっきりエルを選んだと言われては
引き下がるしかないか。(笑)
その後、エルが現れ、ヴァルチャーの手配で、
自立稼動の発電機が付けられたから、
経年劣化で壊れるまで(人の寿命くらいかそれ以上の長さ)
一緒にいられるようになったということでした。
エルと会えなくなるかもと思っていたナスカが
エルに抱きついて泣き出し、温かいひとときが。
ところで、ヴァルチャーの目的はCAを進化させることの
ようですが、本当の目的ってなんなんだろう。

この後、ベッドで並んで眠る2人。ドキドキしてて
やっとナスカが可愛く見えてきました。
このルートのナスカは強くはないけど、ちゃんと
恋愛してるのがいいですね~。
エルからキスしていいか聞かれますが、スチルが
もうちょいな距離だった…。何か、こういうのも
エルルートらしくていいのかも。(笑)
そして、ナスカと呼んでもいいかと。

翌日、労働階級層に向かう2人。
そこでエルが思い出したのは悲しい過去でした…。
アンドロマリウスと契約していたから、2年前にここで殺されて、
その後、機械化されたのだと。
扱いの難しいアンドロマリウスは1度も契約者が現れない
CAであること、エルが初めての主であること、
リバース・バウンティ狙いの賞金首に襲われ、
CAが契約破棄すれば賞金が出るはずだったけど、
アンドロマリウスが貴重な主に執着したため、
瀕死でも契約破棄しなかったため、殺されてしまったこと、
脳死状態になっても契約破棄されていなかったから、
ゼクスとムーンに実験体にされたこと、
ゼクスたちのことは起動する直前の記憶でした。

CAの話で、ナイヴスのヤタガラスは情が深いタイプで
契約期間は長いらしいです。でもアンドロマリウスには
意思がない本能タイプなため、強いんだとか。
CAが主を治療できれば便利でしたね。
エルはアンドロマリウスで戦いたくないと思っていますが、
それが出会うきっかけだったとナスカ。

話している途中で、ガルドが登場! 今回はバウンティの
情報を聞きたいということで、戦闘意思はなし。
交換条件ということで、義肢や人工臓器に詳しい技術者の
居場所を教えてもらい、これまでのことを教える流れに。
ガルドは戦闘から降りる意思を見せていたのに、
またしてもヴァルチャーが登場し、ガルドに戦闘を
仕掛けてきます。パワー勝負なので、ナスカたちは近寄れず。
ヴァルチャーがガルドを殺す理由は、「戦わない」という
選択肢をメビウスに作られると困るからだと。
だから、エルにも戦えと言い残したのですね。

一度はガルドを助けて逃げ出せますが、結局、
ガルドはヴァルチャーに殺されてしまいます。
それに怒ったエルが本気モードに。
召喚を口にせずにアンドロマリウスを出現させ、
スィンドルまで召喚し、主の恨みを晴らしたいなら、
アンドロマリウスに捕食されるようにと!
まさかの、CA同士の捕食での進化パターン!
スィンドルの能力が加わり、アンドロマリウスにパワーが。
さすがにヴァルチャーも驚き、アルタイルも捕食されました。
アンドロマリウスもネロも「原初」に近いタイプらしい。
ちなみに、この戦いでエルも初めて知ったことです。
ヴァルチャーの裏にいるCAを進化させたがっている人物とは
一体誰なんだろう。ゼクスもその一人だろうけど、
顔が見えてるキャラの中にいるのかなぁ。

この後から、エルの人生の目的が決まります。
メビウスからCAを一つずつ消していくこと。
ガルドに託された仲間たちのドッグタグを2人で分け、
2人は同じ道を歩むことを決意。

「24 ELLE:Oath of love」エンドは、1年後、0街区の花畑に
来た2人。エルが自分の指輪を直したものをナスカの薬指へ。
そんなエルに、自分は歳をとっていくことを怖い、
1人にして死んでしまうけど、自分を選んでくれるのかと
ナスカがいうと、自分が機械でナスカが人間というだけで
逃げていかないで欲しい、愛していると。
ナスカが死んでも壊れるまで愛し続けるとは、
キュンとするセリフだなぁ♪
ただ、一瞬だけ、その愛情が濃すぎて暴走した絵を
想像しちゃったんですけど。まあ、優しいエルに限って
そんなバッドエンドはないだろうけど。(笑)

「25 ELLE:Sweeps away CA」エンドは、24のその後が
描かれていない中途半端なエンド。
24がハッピーエンド、25がグッドエンドになる模様。

「09 ELLE:Mankind」エンドは、ネムレス破壊後、
隠れ家に逃亡する2人。エルの希望でノアが生まれた
労働階級層へ。夕日を眺めながら、最後にキスをしながら
名前で呼ばせて欲しいと。お互いに本名で呼び合い、
そして、自分のことを覚えていて欲しいといいながら、
ノアは停止してしまったのでした。
これは予想通りのエンドですね~。

「10 ELLE:Puppet」エンドは、ムーンに命令されて
拒否できずにアンドロマリウスでナスカを殺すエル。
エルに人間の感情っぽいのはありませんが、
意識が薄れる寸前に、エルの涙が顔に落ちたのを
確認しているので、心では泣いていたのだろうと。
クリムソンは、ナスカが機械人形にされたことを
ムーンに怒っています。あの時は、ナスカのことを思って
殺されるフリをしていただけで、ナイヴスやナスカを
こんな目に遭わせるつもりはなかったと。
クリムソンがムーンを殺さないのは、ムーン以上に
自分自身を嫌悪しているかららしい。
ナスカに謝るクリムソン。そして、ゼクスは必ず
自分の手で殺すつもりらしい。
ナスカはというと、エルと同じになれたことを喜んでいる模様。
うーん、これは完全にバッドエンドだなぁ。
クリムソンが本気を出してくれることを願おう。(笑)

エルルート終了!
他ルートで一目惚れしたキャラでしたが、予想を裏切らず、
ストーリーも意外な展開で面白かったです!
人間ではないけど人間っぽいエルの純情さと
人間として何かが欠けているナスカにはピッタリでした。
恋愛過程も一番分かりやすく描かれていたと思います。
甘さという部分ではお互いに愛を認識していないので
微妙ではありますが。

ボイス担当は田坂秀樹さんは今回初めてでしたが、
最初に聴いた時から透明感のある声にやられました~♪
今回は感情が少し乏しい機械人形でしたが、
感情が完全にないわけではない雰囲気がよく出ていて
とてもよかったです。
そうか、田坂さんも吉野裕行さん・保村真さん・中村悠一さんと同じ
シグマセブン所属だったのか~。今回、シグマ率高いですね。