PSP「流行り神 ポータブル<br>
警視庁怪異事件ファイル」PSP「流行り神 PORTABLE 警視庁怪異事件ファイル
の人見編の攻略・感想・ネタバレです。
隠しシナリオ

人見編 カシマレイコ

最終話クリア+データベース登録率で開放。
本編で得られるデータベースを全てゲットしたら、
最初から開放されました。

愛車(バイク)を見て、数年前の事件を思い出す人見。
何となくですが、思い出している相手が好きだったのかな、
という雰囲気が出てます。

医者になりたての頃、一回りくらい年上で尊敬している
先輩医師の高田幸造と頼りなさげなインターンの看護士の
津積孝平と一緒に急患を運んでいるシーンへ。
津積が動揺している理由は後で分かりますが、
小学生の同級生で、カリスマモデルの鏑木輝充だったから。
そして、鏑木に付き添ってきたのが、同じく同級生で婚約者の
希樹比佐子だったから。
それにしても、比佐子の雰囲気が病的な感じでちょっと怖い。(笑)

鏑木の右手は何かに焼かれて腐敗して、骨が見えてしまっている状態。
手術をしますが、ショック状態でそのまま死亡…。
その直後、B級スポーツ誌の記者・落合圭三が登場。
鏑木の同棲疑惑で張り付いていて、このスクープに出くわしたと。
胡散臭そうだけど、自分が最低だと認めてるあたり、
割としっかりした考えを持ってるのかも、と思ったら、
今度は、小学3年生の福岡篤文に取材したいと。
人見にはその理由が分からず、拒否気味ですが、
両親に了解を取っているということで、それ以上言えず。
篤文のことを「いい素材」だと高田に振っているので、
高田には何かあると分かりますね~。
いい先生が実は…、みたいな展開?(笑)

落合を追いかけて、篤文の病室へ。
高田からは、彼が妄想に取り付かれていると聞きますが、
次第に篤文と話す間柄に。
篤文にカシマレイコの話をする落合。

カシマレイコとは、この名前を聞いたら3日以内に
夢に現れる両足のない幽霊で、右足いるか?という問いに
「いる」と答えないと足を取られるんだとか。
全国的に広まった都市伝説で、いろんなパターンがあるらしいのですが、
私は大人になって知ったんだよなぁ。
そんな話で盛り上がっただけなので、これといった取材はしておらず、
含みのある言い方で、真実も話してもらえず。
その後、篤文の部屋に戻ったら、ガラス窓の向こうで揺れる光を目撃し、
ポルターガイストが発生。
さらに、篤文が寝ているベッドが空中に…。
信じがたい超常現象を目撃して、心の中では少し同様してますが、
目の錯覚かとか頭を冷やそうとか割と冷静だなぁ。
この時点から、科学的な人なんですね。
別の部屋で、口紅で書かれた「右足いるか?」の文字を見ても
いたずらだと思えるし。さすがに、6階の窓の外からの視線には
軽くパニック状態になったようですが。

高田と鏑木の死因について話した後、津積から食事に誘われます。
どうやら、人見に気があるらしい。
津積の方が年下で、ちょっと子供っぽいところもありますが、
割と好感を持っています。

家に戻ってシャワーを浴びる人見。左側の背中と腕に酷い傷跡が…!
この時点で、何か大事件に巻き込まれたことがあると?
学生時代に付き合っていた男性がいて、彼が関わった事件で、
どうやらオカルト的なことだったらしい。
何だ、何が起こったんだ? そこが知りたい~!
この直後、排水溝から大量の三日月型の爪(先を切った状態みたいな)。
動揺しつつも、オカルトを認めるわけにはいかないと。

遅刻してしまい、高田が鏑木の検死をやってくれ、
その原因は、硫酸か何かを浴びせられたショック死だと。
比佐子がやってきて、死因を聞きますが、感情が表に出ず、
ちょっと不気味だなぁ。戻ってきたらああなっていた、
最近悩んでいたから、自分でやったのかも、と。
しかも、うっすら笑みを浮かべた模様。
これは何かあるに違いない。(笑)

救急車の中で、鏑木が「カシマレイコ」と呟いていたという
話になり、話し方から、高田と比佐子が知り合いだったと判明。
高田と比佐子、比佐子と鏑木と津積、知り合いが2組。
比佐子と鏑木が婚約したことを意外そうに思う津積。
小学生時代に何かあったと分かる雰囲気です。

篤文がうなされていると教えに来てくれた落合と607号室へ。
カシマレイコの怖い夢を見たと篤文。
怖い夢を見たのに、怖い話は好きなんですね。(笑)
落合は篤文には優しいおじさんっぽいから、いい人なのかも?

落合との話で、篤文が2週間くらい前に来たこと、
人見が彼の病気を知らないこと、落合の調べで
薬の副作用ではないかということなどが分かってきます。
ここでソビエトがエスパーを作るために、薬を投与する
人体実験をしていたという話が。それ、聞いたことあるなぁ。

その後、13年くらい前に北海道で起きた、
女の子が手に大怪我を負ったという列車事故の話に。
ここで「カシマレイコの噂が再燃」という記事が。
さらに、厚生労働省の認可待ちの薬品リストの紙。
その中の一つを指差し、この病院で子供を対象に
投与しているらしいと。
落合の目的はこれか~。何となく繋がってきましたよ。
少なくとも高田は関係者っぽい。

カシマレイコという都市伝説は北海道の列車事故が
発祥ではないと結論しつつ、鏑木の遺体がある霊安室へ。
しかし、鏑木の右腕が切断されています。
報告しに行こうと思ったら、扉が開かず、温度が下がり始め、
さらには停電まで。この時聞いた複数の足音って何だったかは不明。
霊安室や病院内にいる幽霊とか?

高田に助けられた後、即効で暖を取りに行くと、
ゲームオーバーが待っています。
津積のいる部屋で、再びデートに誘われて受け、
私のセカンドステージが始まる、で終了。
って、恋愛エンド?!(笑)

話は戻って、鏑木の右腕がなくなっていることを高田に話し、
誰が持ち去ったのかという話に。持ち去ったのは犯人で
見られたくない証拠が残っているからという推理に。
ただ、検死では何もなかった模様。
1階に上がると、高田たちの研究室がある研究棟に比佐子がいて、
迷ってしまったと。簡単な構造で迷うはずもなく、
停電で自動ドアが開かないといっても、停電が解除されてたのに、
まだその場にいたことが、後で不思議に思うことに。
そして、高田の部屋からは、検死報告書がなくなっています。

高田から、比佐子が13年前に事故で大怪我をして、
自分がオペをしたと聞かされ、例の列車事故の女の子だと判明。
記事を見て、実際にはそんなに酷い事故じゃなかったのに、
新聞がカシマレイコを持ち出したことを憤る高田。
その頃、酷いイジメに遭っていたことが判明…。
鏑木と津積が事情を知っているのは明らかですね。

その直後、高田のパソコンのファイルや机の上にある
見たことのない薬を目撃する人見。一瞬見えたのは、
「福岡篤文」の文字。しかし、認知障害者のための新薬だと
ごまかされつつ、明日の夜に話をすると、デート?に誘われます。
多少、高田に惹かれていたらしい。
それを落合や津積に聞かれていて、津積はがっかり気味。
高田のことで何が言いたげだったり、医者・死後感染・人体実験と
何かを仄めかしています。

比佐子の話を聞くために、鏑木のマンションへ向かう人見。
単刀直入に、比佐子に鏑木の右手を持っていないかと!
停電時の比佐子の行動から推測したらしい。
小学校時代の話になり、鏑木と津積が仲良しだったこと、
2人がクラスの中心人物で、いつも女子をイジメていたこと、
今ではいい思い出だと言っていますが、すぐに
比佐子が事故のことでイジメられていたと気付いて指摘すると、
初めて動揺する姿が。
直後、硫酸入りのビンを投げつけられます。(不発ですが)
カシマレイコだと石を投げられたりしたイジメが相当辛く、
死のうとも思ったけど、アイツらに復讐するために生き、
カリスマモデルの鏑木に近付いて右腕を無くさせて、
同じ気持ちを味わわせたかった、と。
ただ、ショック死してしまったため、その辛さを鏑木が
味わうことがないことが誤算だったこと、ずっと見ているために
右腕を持ち帰ったことなどが明かされます。
人見にオカルト的なことを仕掛けたのは、
疑惑を津積に仕向けるためで、それは津積が人見を好きだと
知っていたからだったということでした。
人見の手で津積を殺させたかった、というセリフはゾッとするなぁ。
人見にとっては大迷惑。(苦笑)

翌日、高田は待ち合わせ時間になっても現れず、
代わりに現れた落合が高田と篤文が消えたと。
頭に副作用のある薬で人体実験している組織を追っていること、
その手先が高田で、研究資料もなくなっていたこと、
それは成果が出たのか、その逆か、というところで、
失敗したんだと思うと津積が登場。
津積は高田に頼まれて知らない薬を篤文に投薬していたと告白。
その薬は極度の興奮状態や大人しくさせる効果があることや
比佐子も被験者だったことが落合から明かされました!
そうきたか~。(笑)
子供の頃の事故の時からやられてたんですね。
津積は比佐子が高田のところに週1で通っているのを知っていて、
会わないように避けていたということでした。
どんだけ酷いことをしたのかと思うと腹が立つなぁ。
比佐子の復讐心が芽生えたのも高田の薬のせいかも。

1人で研究室に戻った人見は、高田のパソコンに
「未認証新薬投薬実験リスト」の情報が入っているのを目撃。
っていうか、情報を消さずに立ち去ったということなのかな。
篤文は高田の手続きで退院していて、高田も辞職届けを。
というか、篤文の両親とかってどうなってるのかなぁ。
高田の置き土産として、「hitomi」という名前の
テキストファイルがあり、パスワードは人見のバイクに。
「kasima reiko(カシマレイコ)」ということで、
テキストを開いてみると、人見宛ての手紙と文字化けした本文。
故意に消されたという設定らしいですが、
それならリストも消していくんじゃないかなぁ。
高田が消したのであれば、納得ではあるけど。

高田の研究室はそのまま人見が入ることになり、
今でも、高田のメッセージはいつか読める日がくることを願って
大切に保管してある、というところで終了。

高田サイドは細かい部分に謎を残したまま終わってしまったので、
ストーリーとしてはもう一つという感じでしたが、
比佐子サイドはリアリティがあったかな。ホラーとしてではなく、
リアルとしてかなり怖い感じ。(苦笑)

Sランク、既読率100%でした!

PSP「流行り神」カシマレイコ