オンラインゲーム「刀剣乱舞(とうらぶ)」で
刀にかなり興味が沸いてきたのでちょっと調べてみました~♪
※1尺=約30.3cm、1寸=約3.03cm、1分=約0.03cm

短刀

刀身が1尺(約30.3cm)未満の日本刀。
携帯用や至近距離での攻撃用などがある。

(畠山政長、織田信長)

脇差

本差(大刀)が破損などで使えない時に使う予備の日本刀。
打刀を大刀、脇差を小刀として差すことが多い。

大脇差:刀身が1尺8寸(約54.6cm)以上、2尺(約60.6cm)未満
中脇差:刀身が1尺3寸(約39.4cm)以上、1尺8寸(約54.6cm)未満
小脇差:刀身が1尺(約30.3cm)以上、1尺3寸(約39.4cm)未満








堀川国広
(新選組副長・土方歳三)

打刀

刃を上に向けて、簡単に抜けるように腰の帯に差す(帯刀)日本刀。
時代や職業によって刀身の長さが違う。
室町時代では平均2尺3寸5分(約63.54cm)以下、
太閤刀狩以降では2尺3寸3分(約63.48cm)以下、
江戸時代では2尺3寸(約63.49cm)以下や
2尺2寸8分(約66.6cm)以下、2尺2寸3分(約66.45cm)以下など。

江戸時代の平均は約63.5~66.5cmくらいになるかと。

(新選組三番隊組長・斎藤一)

太刀

刃を下に向けて、太刀緒で腰に吊り下げる(佩用)日本刀。

小太刀:刀身が2尺(約60.6cm)未満の太刀。
太刀:刀身が約2尺(約60.6cm)以上、3尺(約90.9cm)未満のもの。
大太刀(野太刀):刀身が3尺(約90.9cm)以上の太刀。

※打刀と太刀の違い
打刀は、刃を上にして左腰に差した時に、
茎の銘が外向きに刻まれているものが多い。
太刀は馬上合戦用、打刀は徒戦(徒歩戦)用に作られたもの。








三日月宗近
(豊臣秀吉の妻・高台院ねね)

薙刀

長い柄の先に反りのある刀身を装着した武器。
刃身は1尺から2尺(約30.3~60.6cm)が標準的であるが、
3尺(約90.9cm)を超える長さのものも多い。

薙刀:柄の長さが約3尺から6尺(約90.9~181.8cm)くらいのもの。
大薙刀:柄の長さが7尺(約212.1cm)以上のもの。

静型(しずかがた):刀身が細く反りが少ないもの。
巴型(ともえがた):身幅が広く反りの大きいもの。

※静御前(源義経の妾)と巴御前(源義仲の妾)から命名。





刺突を主目的とする武器。持ち手の柄と先端の槍頭で構成される。

刃長は1~2尺(約30.3~60.6cm)。
2尺以上のものは「大身槍(おおみやり)」。
長いもので、4尺(約120cm)を超えるものあり。

柄の長さは、数10cm~10mまで幅広い。

全体の長さは、一般的には13尺(393.9cm)くらい。
長いもので、22尺(666.6cm)のものもある。









大千鳥十文字槍
(真田幸村)



長い諸刃(両刃)の剣身を持つ武器。
刀と剣の違いは、片刃か両刃かということ。
一般的には60cm以上のものを指し、それより短いものは短剣。









白山吉光
(徳川家光の養女・阿智子)

【追記】
槍と剣の定義・長さを追加しました。
色々なサイトを参考にしているので、間違っているところが
あるかもしれません。