PSP「明治東亰恋伽」小泉八雲ルートの
攻略・感想・ネタバレです。
小泉八雲ルート

東京帝國大学文学大学英文科講師で、小説家。
物の怪関係の小説家としての方が有名ですね。
そして、本名はラフカディオ・ハーン。
日本名の八雲は古事記の日本最古の和歌から取ったものらしいです。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻篭みに 八重垣作る その八重垣を」
主人公の呼び方は「娘サン」「芽衣サン」。

赤い満月の夜、公園で祭りが行われる中、チャーリーと再会。
会話の内容は鴎外ルートと同じ。

その後、一人で日比谷公園で行き、チャーリーと再会するまでから
赤いドレスの女を目撃したところまでは、藤田ルートと同じ。

翌朝、機嫌がいい八雲がルームサービスでステーキを食べる流れに。
しかも目の前でシェフが焼くという豪華な朝食。
八雲の話も聞かずに豪快に肉を食べ、口の端にソースをつけ、
男に拭ってもらう体たらくな主人公でいいのだろうか。
とても16歳とは思えない…。(笑)
そこに取り調べのために藤田が登場。
ロビーで物の怪が関わった窃盗事件の話を聞きます。
後で戻ってきた八雲は、早速物の怪の調査の準備のためにお風呂に。
眼鏡を外して、髪の毛を下ろしたスチルがカッコいいなぁ♪
そういえば、左右の瞳の色が違うんだよなぁ。左は緑、右は青。

翌日、八雲に連れられて市ヶ谷へ。新選組の近藤勇の試衛館の話が出たっ!
藤田ルートでは名前が伏せられてたのに。
藤田が刀を持ってウロウロしていただろうという話も。
思いついたかのように、1年後、記憶が戻らずに今の生活が続いていたら
八雲のお嫁サンになるという提案をされます。
この時点で、恋愛感情を持っているとは思えないけど、
日本人好きだから、そういう思慕も混ざってるのかも?
芽衣は、1年経ったら考えてみると受け流す答えを。
そもそも、1ヵ月後に記憶が戻って変える予定だと分かってるので
はっきり断ればいいのですが、なんだか曖昧な感じだなぁ。

その後、八雲のヒーリングスポット・墓地へ。さすが、物の怪マニア。(笑)
さらに手を引かれて、奥の方へ。記憶が戻っても1人でどこかへ消えないで、
という八雲はちょっと引っかかりますね。
出会ったばかりの何のとりえもない少女に、どうしてそこまで入れ込むのか。
理由は魂依だからかなぁ。でもそこまでしたたかにも見えないけど。

街を見下ろす場所まできたところで、八雲の瞳の色に気づきましたね。
ここでお嫁サンにはなれないと断ってますが、あまり聞いてない感じかな。

2日後、ホテルで藤田に、事件が起こったのが芽衣がホテルにきたのと
同じ時期だと指摘され、自分が疑われていることを知る芽衣。
大学から戻ってきた八雲にはそれを相談はしないまま、
街で食事をしたり、お茶をしたり。あ、お茶の方は藤田邸です。(笑)
最初は庭から入るのがマナーかと不審がっていたけど、
藤田の家だと知って、帰ろうとする芽衣を引きとめようとしたのか
押し倒される流れに。ドキドキしたところで、藤田が帰宅。
当然、怒ってます。最後は芽衣に、この男をちゃんと見張ってろ、と。
そこで、私の許婚に気安く話しかけないでという八雲。
もう、八雲の頭の中ではそこまで関係が進んでいるらしい。(笑)
これには芽衣も藤田もきょとん。友人の藤田に婚約の報告に来たらしい。

ホテルに戻り、八雲を問い詰める芽衣。
何だかんだで、芽衣も藤田同様、八雲ワールドに巻き込まれるんですね。
八雲が出て行った後、鏡台から赤いドレスの女が登場。
外国人で、何か言いたげだけど分からないから、
女が指で書いた文字を芽衣がペンでなぞって、八雲に見せる流れに。
分かったのは、キャシー(本名はキャサリン)という名前と
1862という数字。
生まれ年なのか死んだ日なのか、このホテルで死んだのか
よそからやってきたのか、キャシーの記憶が戻るか、調べるかしかないと。
八雲は芽衣のこともちゃんと調べてくれていたんですね。
ゴーストという言葉で、芽衣もこの時代ではそうなんだなぁ、と。
3日後、1862年のイギリス紙を調べることに。

芽衣は頻繁にキャシーと話すようになります。
ここにきて、魂依の能力を発揮してる感じがしますね~。
キャシーが覚えていることは、いつホテルに来たかは分からない、
最近、部屋の外に出られるようになった、藤田は怖い人、八雲はいい人。
八雲と芽衣の関係にも興味津々です。

八雲に豆大福を差し入れすると、頬にキスされました。
外国人の挨拶みたいなものだけど、やっぱり免疫ないと動揺しますね。
芽衣と話すと元気になるということで、折り鶴を作ってあげると
さらに喜ばれ、今度は額にお礼のキス。

夜、キャシーが17日前に部屋から出られるようになったことが分かり、
八雲は芽衣がホテルに来た時だと指摘。もしかしたら、魂依の影響かも、と。
キャシーとの会話の紙に、ダンスパーティーの話が書かれていて、
それを知った八雲と行くことに。
色っぽい赤いドレスか露出の少ない山吹色のドレスか選ぶところで、
少し甘い会話が入ります。

八雲と夜8時のダンスパーティー会場へ。
黒猫を発見した芽衣が追いかけると、春草と遭遇。
春草ルートで分かるように、春草の絵から飛び出た猫。
話していたら、鴎外がやってきて、春草の相手かと。
さらに八雲がやってきて、可憐なフェアリーは私の許婚だと。
あ、そうそう、このルートではフェアリーネタがあったんだった。
藤田ルートと同じく、断わりますが。(笑)
ちなみに、鴎外と八雲も顔見知り。
2人でダンスを始め、楽しく踊ればいい、フロアの中で一番美しい、
とべた褒めの後、頬やまぶたにキス。
ただ、芽衣は八雲の好意は魂依だからと思っているようです。
ずっと側にいて欲しいということへの誓いのキスをとうとう唇に!
鴎外の時もだけど、相手のことを考えずに、いきなりキスしてくるよなぁ。
まあ、好きだというオーラが出てるのかもしれないけど。(笑)

帰りの通路で、八雲が、単語からキャシーはスコットランド生まれではないかと。
ここで、黒猫を再び発見して追いかけると、いつの間にか別次元へ?
のっぺらぼうに遭遇して、逃げ出す芽衣。

翌朝、八雲とその話に。自分が魂依だから興味を持ってるだけだと
布団に潜り込んで拗ねるところはちょっとかわいいかな。
その気持ちに気付いてない八雲は、怖がってると思ったのかな、
断りを入れてから毛布の中へ。後ろから抱きしめられてます♪
八雲としては、昨日、手を話してしまった後、芽衣が消えてしまったので
後悔したようです。
今日は一日寝ていていいということで、去り際におやすみのキス(口に)。

寝ているところに八雲と藤田がやってきますが、
藤田は2時間後にまた来ると。
八雲の独り言で、芽衣が魂依であろうがなかろうが、
愛してくれなくてもいいから、側にいて欲しいと。
八雲がここまで好いてくれる理由が気になるなぁ。

藤田の尋問後、八雲との話で、藤田も気付いた鏡台は
18世紀中頃のチッペンデール様式でスコットランド製と判明。
推測から、キャシーは鏡台に取り憑いていて、ホテルに買い取られたらしい。

夜、八雲がうなされているのを見つけ、背中を撫でる芽衣。
突然、見えていたものが見えなくなったらどうするか、と。
過去に大切なものを失い、辛く悲しい思いをしたらしい。
子供の頃に両親が離婚し、叔母の家では変なことを口走る八雲は歓迎されず。
ようするに、八雲も魂依のようなものだったようです。
その時に優しくしてくれた女の人がいたけれど、
彼女の真面目な性格を窮屈に感じられた八雲少年は冷たくしてしまい
彼女は姿を消してしまったと。死んだかどうかは分からなくて、
もしかしたら…、と。物の怪だったのかな。

キャシーとの話で、八雲がいるのにもうすぐ帰るのか、と。
心残りがあると、自分みたいにゴーストになってしまうという
忠告もされてます。

ホテルのロビーで八雲が女子たちに話しかけられ、楽しそうにしているのを
目撃してしまい、声をかけづらくて、離れていたら、藤田が声をかけてきました。
何だかんだで、芽衣を気にしてくれてるんだよなぁ。
見回りに連れて行こうとしたら、八雲がやってきて、気安く触れるなと。
ここで、芽衣が遠巻きに女子と話す八雲を見ていたことが
藤田から知れて、反省する八雲の図。ハラキリや島流しを持ち出す始末。
一人で島流しされたら寂しい的なことをいう八雲に、
一緒についていけば寂しくないと芽衣。
喜ぶ八雲が芽衣を抱えて回り始めた!あ、藤田に呆れられた。

夜、チャーリーと再会するところは鴎外ルートと同じ。

その帰り、ホテル前で警察官に魂依だということで疑われたのを
藤田に助けられ、ホテル内に入ると、ラウンジにのっぺらぼうが。
そこで停電になり、のっぺらぼうに追いかけられながら、部屋へ。
八雲に抱きつくと、以前、視たことがあるからのっぺらぼうなら心配ない、と。
鏡台から出てきたキャシーとのっぺらぼうの手が触れた途端、
2つの物の怪の姿が薄くなり、キャシーが投げキッスをして消えてしまいました。
お互いを探してたんですね。
明るくなったところで、鏡台の後ろにあった隠し扉から錆びた小さな鉄箱を発見。
4桁の数字はこれの鍵で、中にはアレン(のっぺらぼう)からキャシーにあてた
手紙が入っていたのでした。
友達の芽衣がどうするか決めるように言われ、燃やすことに。
芽衣の質問で、八雲が子供の頃は視える子だったことが判明。
子供ならではなのか、魂依だったのかは不明で、
大人になると多くの人は視えなくなっていくものらしい。
八雲が16歳の時、縄遊びで左目を失って、今は義眼で、
それ以降、視えなくなったということでした。
これは史実通りなんですね。今始めて知りました。
魂依繋がりは鏡花だけじゃなかったのか~♪

八雲に抱きしめられ、キスされた後、自分が魂依出なくても好きかと聞くと
魂依の能力と引き換えに八雲の側にいてくれるのなら、
その能力がなくなることを祈る、と。
魂依を愛するということは、世界中の男だけでなく、
物の怪もライバルに回すことだというのは名言!
その後はソファーに押し倒されて、首筋や口にキス。
八雲が首筋にキスしてるこのスチルは少し残念かなぁ。
芽衣の表情が少し困り気味で人形みたいなので…。

これまでは夜の祭りでしたが、今回は鹿鳴館でのチャーリーとの再会で
内容は鴎外ルートと同じ。

明治残留エンドは、鹿鳴館の外で、星空を見ている八雲と芽衣。
手を繋いでホテルに戻ると、入口で藤田と遭遇。
本当にその男でいいのか、魂依の力を貸してくれれば、俺が面倒を見る、と。

部屋に戻り、八雲が仕事だというので、一人で物思いにふけっていると
八雲からある記事を見せられます。大富豪の娘と使用人の
心中事件の記事で、娘の名前はキャサリン・ドラモンド。
八雲の新聞記者魂で、ここまで辿り着いたわけです。
娘の死を思い出すからと、鏡台を売りに出したという話は
どこかで聞いたことがあるなぁ。
のっぺらぼうとなった使用人の男がキャシーを追いかけて
日本にやってきたのもすごい。
芽衣がホテルに来なかったら2人はまだまだ再会も成仏も
できてなかっただろうから、芽衣のおかげと。
八雲がいたからキャシーと会話ができたことから、
もっと英語が話せたらよかったのに、ということで
これから勉強しましょう、と。
八雲の行くところならどこにでも行くという芽衣に、
家を借りて一緒に暮らすことになりました。

後日、2人でヤマタノオロチ探しをしてます。
一般人に聞いて回る八雲をたしなめようとしていたら藤田が登場。
怪しい人だということで通報された模様。

自宅に戻り、部屋から庭を眺める2人。
しがない英語教師の自分と一緒になる決意をしたのが不思議らしいけど
あれだけプッシュしておいて、そこ、疑問なのかな?(笑)
逆に、記憶喪失の芽衣の世話をする八雲の方が奇特ですね。
八雲の膝の上に乗せられ、自分の動機は愛してるだけだと。
最初から愛があったのかなぁ。ラストはキスをして終了。

ここでふと思ったのは、八雲が子供の頃、優しくしてくれた物の怪が
もしかしたら、芽衣だったのかと。年齢差がおかしくなるけど、
そういう、タイムトラベルものの漫画も読んだことがあるし、
設定としてはなかなか面白いかな、と。
本当は明治時代の人間で、現代にタイムスリップしたのを
また戻ってきた、みたいな。タイムスリップ時に記憶をなくして
現代にいた時も記憶喪失だったみたいな?
細かく追求すると、年齢がおかしくはなるのですが。
まあ、あくまでも妄想なので、核心はチャーリールートに期待です!

八雲と現代帰還エンドは、八雲と一緒に現代へ。
数年後、島根県松江市の武家屋敷を改築した一軒家で暮らす2人。
八雲は大学の先生&ホラー作家&日本研究家になっています。
最初は、近代化になって日本らしさを失っていると案じていたけど
日本の良さを伝えていくと決めたらしい。

縁側でお茶を飲む2人。今でもたまにフェアリーと呼んでいるらしい。
それが嫌なら、いずれママになるから、ママさんは?と。
今の日本人が古き良きものを尊重していることを知り、
それを文章で残していくのが自分の指名だと八雲。
藤田が乱入してきそうだと芽衣が言うと、ことあるごとに
藤田の話題が出ると不満げな様子に。
八雲に抱きかかえられて?、押し倒されて、2人で戯れながらのキス。
居心地の良いかごの鳥なら永遠に捕らわれていたいと思いながら終了。

独りで帰還エンドは、鹿鳴館のパーティーの中、八雲にお別れを。
もっと2人だけのキラキラした王国を作りたかったという八雲。
芽衣の世界が黄金入りの輝く美しいものであることを祈っている、と
さようなら、私の愛しい人、という台詞はグッとくるなぁ。
この後の現代に戻ってからは、藤田ルートと同じ。

八雲は他ルートで愉快なキャラだったので、恋に落ちるポイントが
微妙に分かりにくいような気もするけど、ボディタッチやらキスやらで
落ちる感じかなぁ。(笑)
カタカナの台詞の立花さんのいい方が外国人らしくて面白かったです。

メイン6人の攻略が終わりましたが、核心のストーリーが見えなかったので
隠しキャラ?のチャーリールートですべてが分かるのかな。