PSP「青の祓魔師 幻刻の迷宮(ラビリンス)」攻略・感想・ネタバレです。
※2014年1月の攻略情報です。

ストーリー
一週間の特別訓練合宿を言い渡され、祓魔塾メンバーは
「ラビリンスガーデン」へ行くことになる。
そこは中世期の聖騎士が作った、自然の摂理を保ちつつも、
祓魔能力に応じ、現象を具現化できる不思議や場所だった。
修行に張り切る燐たちだが、その一方で、ある計略が進行していることを
塾生たちはまだ知らない…。

キャスト
奥村燐:岡本信彦
奥村雪男:福山潤
杜山しえみ:花澤香菜
勝呂竜士:中井和哉
志摩廉造:遊佐浩二
三輪子猫丸:梶裕貴
神木出雲:喜多村英梨
クロ:高垣彩陽
霧隠シュラ:佐藤利奈
メフィスト・フェレス:神谷浩史
藤本獅郎:藤原啓治
幼い燐:渡辺明乃
幼い雪男:藤村歩
ニーちゃん:東山奈央
ウケ:西健亮
ヘッセ・バルト:家中宏
ノイエ・ミラン:生天目仁美
ジョセフ米村:野島裕史
深田直人:谷山紀章
モニカ・レイン:遠藤綾
ローヌ・レイン:三宅健太
セシル:星野充昭
ベリア:間宮康弘

感想
燐と雪男の2つの視点で、同じストーリーが進むという「ザッピングシステム」で
片方のルートの選択肢を間違うとバッドエンドになります。
途中で、バトルなどもありますが、こちらも選択肢ミスでバッドエンドです。
1日の終わりに、キャラの中の一人と話し、絆を深めることで、
エンディングが変わったり、戦闘中に連携攻撃が発生したりします。

てっきり、レベルなどがあるRPGだと思っていたのですが、
小説のような展開で、あまり考えなくてもスイスイ進められ、あっという間に
終わってしまいました。あまりにも、手ごたえなさすぎるんですけど…。
キャラの会話はある程度は声があって楽しめましたが、アニメからの
抜粋絵ばかりでしたし、探検する場所も少なかったですし、思ったほど
目新しい感じがしませんでした。
絆イベントのコンプリートも、ロードで絆イベントだけ書き換えていけば、
あっさりコンプできるのも、寂しすぎました。
そして、ちょっと燐の物覚えの悪さがひどかったですね。
最後まで、ラビリンスガーデンをタンバリンガーデンと言っています。
いくらバカでもそれはないわ。(笑)

大雑把なストーリーは、こんな感じです。

燐たちは「ラビリンスガーデン」で訓練をするのですが、
悪魔に取り付かれた黒装束たちに引っ掻き回されるというもの。
ラビリンスガーデンは、中世期の聖騎士ローヌ・レインが作った場所で、
例えば、頭の中で祓魔塾を想像すると、それに近いものが出現する
という場所です。
近いものというのは、記憶はある程度あいまいな部分もあるので、
現実と全く同じにはならないようです。
講師として、雪男とバルトが同行しますが、バルトはいかにも怪しげ。
ラビリンスガーデンと燐には興味はあるが、生徒の指導には無関心。
訓練中に突然いなくなったり、助手のノイエも途中でクビにされてしまったり。

一方で、学園内に悪魔が入り込み、逃げてしまった悪魔が
ラビリンスガーデンに逃げ込むという事態が発生。
その時、黒装束の人物が学園にあった「真紅の心臓石」
「メテウスの聖杯」「涙の天使像」を奪ってしまいます。
このため、雪男が学園とラビリンスガーデンを右往左往することになります。

結局、黒装束の正体は、祓魔師のノイエ・米村・深田の3人で、
以前、ラビリンスガーデンを調査した時に、弱い心を持つ3人が
悪魔に身体を乗っ取られてしまったということでした。
ノイエは、病弱な妹が祓魔師に憧れて目指していたため、自分も
祓魔師になったのですが、妹の病気が重くなり、勝手に一人で絶望して、
そこを悪魔につけいれられたのでした。

悪魔の方の正体は、ラビリンスガーデンを作った後、行方不明だった
ローヌ・レインの身体に封印されていたマーラドラゴン。
ローヌ・レインは瀕死となった娘モニカのために、マーラドラゴンと契約して
娘の心が永遠に生かし続けられる場所として、
ラビリンスガーデンを創ってもらった、ということでした。
最初は、父親が外で体験した話を聞くのが楽しかったのですが、
次第に、マーラドラゴンが父親の心を蝕み始め、今の父親は抜け殻と
なってしまったそうな。
モニカの願いは、マーラドラゴンごと父親を倒して、自分たちを
解放して欲しい、と。

最終的に、モニカの声に反応したローヌ・レインが意志を取り戻し、
マーラドラゴンの動きを止めてくれたので、燐と雪男が倒すことが
できました、と。